俺の義弟は名探偵だ。【名探偵コナン】

369 工藤新一side ページ19

急に降谷さんから、子ども達のことを頼むと言われ2人を公園に連れてサッカーをする。


｢んー？あー、父さん？夜中に出ていく音がしたから多分仕事、かな｣


｢いやいや、母さんのとこじゃないか？｣




多分、それはないな。今のところ、生まれるっていう連絡は母さんの所にも来てないし

恐らく…嫌な方向に進んでる。


｢いたー！｣


｢お、呼んでわりーな｣


｢ったく、わざわざ走ってきたんだからね｣


蘭が肩で息をしながら手には何かを持っている


｢それなんだ？｣


｢ん？あ、ああ。これ？公園に向かってる途中にね、これを工藤新一くんか降谷零くんに渡してほしいって言われたんだ〜。中身はー…｣

と、ガサガサ取り出すと1枚のディスク


なにか書いてある





"返して欲しくば、開放しろ"



…？


返して欲しくば？



何を…？



ふと、嫌な汗が背中に伝う


当たって欲しくない予感を胸に抱き、俺は３人に切り上げ警察庁に向かうことを伝える


まさか、な





俺か降谷さんってことは…共通点は、組織に関わったこと、それと…




Aの存在だ。



俺の姉で降谷さんの妻




俺の思い違いでいて欲しいと願う。

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