私の大事なハニエル3【名探偵コナン】

Haniel114 ページ14

ベルモットside

組織にて

｢ええ、そう



あなたはここからFBIと裏切りの子猫ちゃんを撃ってくれればいいわ








それじゃあ


よろしく




カルバドス｣


カルバドスが頷くと

拳銃やらショットガン、ライフルなどを取り出して

外に出て行く



さすがキャンティやコルンに並ぶスナイパーね



新出に変装し車に乗り込む



待っててよね、

裏切りの…シェリー。





すぐに楽にしてあげるから…






｢ベル姉？どこ行くの？｣

車にエンジンをかけようとしたところに声をかけられた



｢ハニエル…部屋に戻ってなさい。裏切りの子猫を始末するだけだから｣

ハニエルを追い返そうとした




ハニエルは組織で仲が良かった


シェリーにも誰にでも仲良くなれた



ただ、あのシェリーだけは許せない



あの馬鹿な薬を作った…開発者はもういない。



その研究を受け継いだシェリー、そいつを殺せば


あの馬鹿な薬は完成しなくなる。


それでも…




シェリーはこの世にいてはならない。



例え、ハニエルが悲しもうとも。






｢そ、それってシェリーのこと？！私も連れてって！お願い！｣



｢だめよ｣









｢ハニエル、ダメなものはダメよ。なんであのシェリーなの？シェリーは裏切ったのよ…手を貸すだなんてハニエルあなたまさか…｣




｢組織から逃げるつもり？｣




｢…そんなの許さない。ハニエルをここに連れてきたのは私よ？ハニエルは私のモノなの。







あなたは必ず私が守らなきゃいけないの。









そう約束したのよ｣




そう、あの人とね


｢じゃあ、もう行くわね。ジン、ちゃんと見てなさいよ｣


エンジンをかけてアクセルを踏もうとした



さぁ、最後に笑うのは




誰かしら

Haniel115→←Haniel113

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す