私の大事なハニエル2【名探偵コナン】

Haniel99 ページ49

ハニエルside



なんで知ってるの




(｢ハニエル、今日、2人殺めたことは誰にも言うな｣)




このことを知っているのはキュラソーだけ





でも、キュラソーとバーボンは面識がないはず


なら…なんで




嫌な汗が伝う


妙に鼓動が早くなる



｢ねぇハニエル答えてください｣


言えない


言えるわけない




キュラソーとの約束だし



そんなつもりじゃなかった…






｢だんまりですか…残念です｣





｢身を離さず持っていてくれて嬉しいですよ｣



安室は私から腕を離して内ポケットから見覚えのある拳銃を取り出した


｢でも、出来れば使って欲しくなったですね｣




その拳銃をハニエルの目の前に見せるように持つ





｢僕があげたこの拳銃｣



グロック17




｢妙なんです｣


安室は、拳銃のグリップから弾倉を取り出す



弾倉の中から、弾を全て出して



テーブルに1弾1弾並べていく



どうやってここに辿り着いたか。
答えはそれ(拳銃)だったわけね




｢この拳銃は僕があげたんですから、弾の数は17＋1の18弾、この拳銃には装弾されていたはずです｣





｢まず、僕と潜入したとき、パソコンを破壊するのに6発



宮野明美が射殺され、



怒りに身を任せたあなたは






ジンに2発撃ちました。







そうして、僕がこの拳銃を奪いました。






本来なら8発ないはず。


しかしここにあるのは、

9発…


残りの1弾、何処に行ったんですか？｣




蛇に睨まれた蛙のように私は固まった

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