私の大事なハニエル2【名探偵コナン】

Haniel93 ページ43

ハニエルside



｢ハニエル！今日の放課後暇？｣

玄関を抜け校門を潜ろうとしていたところ後ろから蘭と園子が走ってくる


｢ええ！何かあるの？｣




｢少し遠いところでゲームセンターに寄っていかない？プリクラを撮ろって話しになってて｣



｢いいわね！初めて撮るわ！｣

園子が1歩前で歩きながら後ろを振り向いてゲームセンターに向かう

｢そうなの！？意外！｣



｢ふふ、私そんなに友達多くないから誘ってくれる人も少ないのよ？｣



｢じゃ、じゃあまた誘っていい？！｣

蘭と園子がスキップして前に出る



｢ええ、楽しみにしてるわ。｣

ハニエルは微笑んだ


帝丹小学校の前を通ると

｢いたいた、蘭姉ちゃん。呼び出してなにするの？｣


江戸川コナンが校門で待っていた



25〜35分くらい歩くとゲームセンターに着き

プリクラ機に入る

わいわいやっててとても新鮮だ…


｢あっは！やだ〜！これ最高！｣


蘭の手にはプリクラで撮ったシール

コナンに有名な泥棒の装飾がされている


｢流石園子イチオシのプリクラね！｣

｢でしょ！でしょ！ここ学校から遠いし穴場なのよね〜｣


先程撮ったプリクラの隣に白を基調とした機械


｢見て！ウエディングバージョンなんて言うのもあるよ！｣

｢え？嘘！昨日はこんなのなかったのに｣


昨日も来ていたと、放課後何をしているだろうか、

｢どれどれ〜…なんか可愛いよ！これ｣


蘭か覗くようにして見ると園子も中の様子を見る

｢次これ4人で撮ろうよ｣



｢え…え…あ…｣

園子が吃る

｢ちょちょちょちょちょちょちょっと待った！たまにはさ、別々に撮った方がいいんじゃない？ほら、気分も変わるし！｣

なにか焦っている様子を見せる

｢園子？…ははぁ〜ん？｣

蘭が気づく

そしてニヤニヤとした

｢さてはそのプリクラ、京極さんに出す手紙に貼るつもりなんでしょ｣

｢っえ！｣


蘭が言ったのは、園子の核心を突いていた


｢だって、その前新出先生が女子からのファンレターでね？最近手紙にプリクラを貼るのが流行っているんですか？って言ってたもん！｣


｢あのね〜蘭、それやってないのあなたぐらいよ｣



｢へぇ…私初知りなんだけど｣



｢え、じゃあやってみなよ！｣


へぇ…安室にやってやろうかな、

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