Haniel92 ページ42
灰原哀side
「どうして?一応味方よ?」
「まだバレるわけにはいかないのよ、彼なら知りたいこと全部話せって脅してきそうだし」
彼ならやりそうね…
なら、仕方ないわ
「そうね…東京都米花市米花区米花町2丁目22番地に送ってもらえる?宛先は灰原哀で差出人にはコードネームでも使って頂戴」
「おっけー。んじゃ切るわよ」
「ええ、」
本当は会いたかったけど…
「あ、哀くん!」
博士が何やら焦っている
なにか不味いものでも…
「どうしたのよ?そんなに急いで」
「大変じゃ!哀くんに届け物じゃ!やっぱり奴らに身元がバレて…」
嘘!!!
「んだと!もうバレたのか?!灰原がこっちにいることを!」
でも、ハニエルかも…
「差出人は?」
「それが、シンデレラって言う…お酒の名前じゃよ…」
ふふ、なら平気ね
「シンデレラ…ノンアルか」
工藤くんが顎に手を当てて考えている
「平気よ、それは私を逃がしてくれた人に頼んだものだから」
ふわりと笑って荷物を受け取る
「だ、大丈夫かの?」
「ええ、この間電話して資料を届けさせるように言ったから」
「で、でもよ…」
早速箱を開ける
「あら!フサエブランドのバッグじゃない!流石シンデレラね!あの時のマグカップも。ネックレスも入れてくれたのね…」
やっぱり分かってるわね!
「ん?おい、灰原手紙落ちてんぞ」
「あ、本当だ」
「灰原を逃したやつか…そいつに会ってみてぇな」
工藤くんのメガネの奥の瞳を鋭くさせ
そして口角をあげた
「っふ…無理よ
Quando incontro la prossima, farò finta di incontrare per la prima volta.
Io ti proteggerò se c'è qualcosa.
…こんなこと書かれたらね」
「イタリア語か…?」
「ええ、そう」
「なんて書いてあるんだ?」
「言うわけないでしょ」
____次会うときは初対面のフリよ。
___何かあったら守ってあげるわ
今、組織に繋がる一番のキーマン
何もなきゃ彼女は現れてくれないわ。
だが、意外にも彼女と出会うのはそう遠くない
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ますしん - 更新がまちどうしいです!頑張ってくださいね。夢主の活躍(°▽°) (2017年1月15日 19時) (レス) id: db54066c13 (このIDを非表示/違反報告)
シホ(プロフ) - 黒砥蒼依さん» すみません!ありがとうございます! (2017年1月7日 10時) (レス) id: c8a4b68f14 (このIDを非表示/違反報告)
黒砥蒼依(プロフ) - No problem が No proglamになってます。 (2017年1月7日 6時) (レス) id: 53c8a6502e (このIDを非表示/違反報告)
ますしん - 楽しいです!見ていてワクワクします!!更新頑張ってください。続きが楽しみです (2017年1月4日 18時) (レス) id: dc22450790 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シホ | 作成日時:2016年12月31日 23時