私の大事なハニエル2【名探偵コナン】

Haniel86 ページ36

ハニエルside

急にアメリカに呼ばれた

成田空港1時25分(深夜)発の

ニューヨーク19時50分に着いた


深夜便で来ると辛いなぁ…

家に帰る前に急にきたから何も準備してない


アメリカの空港でベル姉を待っているが、呼んだ張本人は未だに来ない。



｢ったく…なんで来ないのよ…｣

人にジロジロ見られながら携帯を片手にもつ




｢ごめんなさいね、急に呼んで｣




プラチナブロンドの色をした髪

紫色より少し明るい色の口紅をした唇

茶色のサングラスを掛けた女が声をかける


ベル姉だ

｢なんなの！急に呼んで待たせて！｣


｢キュラソーから聞いたのよ。

ハニートラップを仕掛けたって。

それで今日キャンティと組むはずだったんだけど、

私、ドラマの撮影で行けないのよ。

だから、頼んでいい？｣


ベル姉が喋りながら出口に向かう



｢頼んでいい？って…

もうこっち来ちゃったんだからもう遅いわよ…

やるに決まってるでしょ！

その代わり、ちゃんと仕留めるんでしょうね？！｣






｢え、ええ…なんでそんなに逆ギレ…｣



｢何でもないわよ！で、キャンティはどこ？｣



｢そ、外で待っているわ、任務はキャンティから聞いて｣


｢分かった｣


｢夜、撮影の合間に移動があるの。そこでまた会いましょう？｣


｢なんで…キャンティに送ってもらうわよ｣


｢実は着て欲しい服持ってこようとしたんだけど…撮影現場に忘れちゃってね。だから、そこで渡すわ｣


｢了解…じゃあ、また夜に｣

｢ええ｣



そう言ってベルモットは、タクシーを止めて撮影現場へ


私は、ハザードランプが点いている車の中からキャンティを探した


｢シンデレラ！こっちだよ｣

｢キャンティ…久しぶりね｣


キャンティは車から降りてきて抱きしめる

｢シンデレラ、今日の任務なんだがハニートラップでね…平気かい？｣

｢これでも2回仕掛けているのよ｣

｢へぇ！シンデレラに仕掛けられたらソイツァメロメロになっちゃうね！仕掛けるのはこの男だよ｣




たわいもない話をし


会場に向かい

車の中でドレスに着替える


｢んじゃ、シンデレラ、気を付けて｣

｢ええ｣


ったく、今回はキャンティが殺るからいいけど…

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