Haniel84 ページ34
ハニエルside
Central Intelligence Agency
UNITED STATES AMERICA
真ん中にいる鷲が目立つ
日本で言う警察手帳をキールは見せてきた
「キール!あなた…」
「私はCIAから来た本堂英美よ」
キールは冷静に言う
驚きを隠せない…
「…何故私にそれを明かすの」
「あら、あなたもノックでしょ?」
変な汗が流れる…
「どこも所属をしていないわよ?」
「でも、あなた…シェリーを逃したわよね」
「あれはシェリーが死んで欲しくなくて…」
鼓動が早くなる
「…スコッチ、死んで2.3日来なかったわよね。」
ビクリと、動く
「あれは…う、ら…ぎられて、」
声が震え段々小さくなる
キールはハニエルの首に手を当て鼓動を感じ取った
「ふふ、ハニエル…あなたの名前の由来、ベルモットから聞いたわ。天使のような子ってね、その名前の通り、人の死をとても悲しんでいたのね」
…仕方ないわね
言い逃れもできない
「ハニエル、あなた…ノックでしょ?」
「…ええ、そうよ。それで?私を組織に突き出す?」
腰に手を当てて諦めたように言う
「するわけないでしょ?するんだったら、さっきジンに隠さず本当のことを言うわよ。これでお互い、フェアな関係ってことよ。お互い協力し合いましょう?ね?」
「ええ、分かったわ」
「協力するって言ってもあなたは変にノックを殺さないこと。私は本部にシンデレラはノックっていうことを伝えるだけ。無闇に情報交換をしてお互いの命、落としたくないでしょ?」
「そう…ね」
「さて、組織に戻りましょうか。今頃シェリーがいないって組織内で騒いでいるでしょうし」
「キール、死なないでね」
そう言ってキールの車に乗りこんだ
「素直なのか、素直じゃないのか…」
溜息をつき、キールも乗り込んで組織に戻った
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ますしん - 更新がまちどうしいです!頑張ってくださいね。夢主の活躍(°▽°) (2017年1月15日 19時) (レス) id: db54066c13 (このIDを非表示/違反報告)
シホ(プロフ) - 黒砥蒼依さん» すみません!ありがとうございます! (2017年1月7日 10時) (レス) id: c8a4b68f14 (このIDを非表示/違反報告)
黒砥蒼依(プロフ) - No problem が No proglamになってます。 (2017年1月7日 6時) (レス) id: 53c8a6502e (このIDを非表示/違反報告)
ますしん - 楽しいです!見ていてワクワクします!!更新頑張ってください。続きが楽しみです (2017年1月4日 18時) (レス) id: dc22450790 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シホ | 作成日時:2016年12月31日 23時