私の大事なハニエル2【名探偵コナン】

Haniel63 ページ13

安室透side


青信号になり、バックミラーを見ると妙な車



一応、撒いとくか…

ハニエルが付けているシードベルトを勝手に外しハニエルの体をこちら側に引き寄せ、膝に載せ頭を自分の胸に当てる



｢ちょっと！？なに？｣

驚いたハニエルは、離れようとする


真っ直ぐへ発進させようと見せかけ、

クラッチペダルを左足、ブレーキとアクセルを右足で、左手にギアチェンジ、右手にハンドルを持って加速とドリフトをする





｢妙な車が着いてきたと思ったので。｣


Uターンし、対向車線に入りすれ違いざま尾行車を横目で見る


｢もしかして、さっきの会社の…｣



黒い車

LEXUSのLFA

相当いい車だから幹部か社長か



黒い車は真っ直ぐ行った


｢かも知れませんね。でも、取引するのはジン達、なんとかなりますよ。｣


安室が、それにと言って続ける





｢撃たれてもジンなら平気でしょう｣

敢えて連絡しないで撃たれてしまえばいいのに。


｢ね、ねぇ…あの車…｣
ハニエルがサイドミラーに指差した




…真っ直ぐ行ったと思ったがバックで逆走し、先ほどの十字路でUターン、こちら側に来て追ってきた




嘘だろ…


｢ハニエル、ちゃんと抱きついててくださいね｣


そう言えばｺｸﾝと頷けば、僕を強く抱き締める



まぁ…

可愛い可愛い僕の天使がいるんですから、




雑魚に捕まるなんて、有り得ませんから

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