【MHA】無愛想 (ページ28)

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番外編「Trck or treat 4」ページ28

夢主side

『上鳴､Trck or treat｡』

手始めにまず僕は､上鳴に声をかけた｡

上「お､美少年､ほらよ｡」

『なあ､美少年って呼ぶのやめてくんね？あ､ありがと｡』

上鳴はポケットから飴を取りだし僕の手のひらに乗せた｡

美少年､ねえ・・・

昔から中性的な顔立ちだったからか､僕はよく男に間違えられた｡

上鳴からもらった飴を食べようとすると

轟「･･･翡翠って､犬歯長いんだな｡」

そう､僕はなぜか異様に犬歯が長い｡個性発現前は､これからでる個性のために長いのかと思っていたが､個性はまったく､犬歯に関係ない個性だったため､医者に見せたら原因不明｡

まあ､生活支障はないからそのままにしてるけどな｡

芦「翡翠！Trck or treat！」

『ん､はい｡』

僕は芦戸ちゃんにチョコを渡した｡

芦「ありがとー！」

麗「翡翠ちゃん･･･」

『なに？』

麗「噛んで｡血吸って｡」(真顔)

『何言ってんの！？』

麗「いや､こんな美少年になら血吸われてもいいかなと｡」

『僕吸血鬼じゃないから｡いくら犬歯長くても僕､人間だから｡』