翻訳アプリ (ページ6)

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いつぶりかの目覚めの良い朝だった。

料理が出来ないくせに材料は一人前に用意して、自分って本当に何も出来ないんだなとため息が出る瞬間ばかりだけど、通知音が鳴り心が弾む。

A:韓国人気アイドルグループなの？？

A:Aが画像を送信しました

韓国語で送ってくれた文章を見て口角が上が…

「what！？」

Aさんから送られた画像を見るからに添付の写真はNCTだった。

俺は無意識にドンヒョクへ電話をかけた。

「…やぁドンヒョガ、！」

hc「…全然返事くれないじゃんかー」

「俺の、友だちの話なんだけどさ…」

hc「…マクヒョン。…嘘バレバレ」

日本で出会った女性に一目惚れしてしまった事

俺がアイドルだということを知らない事

今日までの経緯をとりあえず話した。

「俺…本当ばかだよな…、笑」

hc「ぜーんぜん。その子には申し訳ないかもしれないけど、割り切らないと。マクヒョンだって全世界にファンがいるわけじゃん？もしかしたらマクヒョンのいる街にも。だからほどほどに、楽しんできなよ。

こっちはこっちで休暇楽しんでるからさ。笑

あ、お土産買ってきてくれないと歓迎しないからー。」

そう言って一方的にプツッと切れた

「…割り切る、か…」

暇があればAさんのことを考えてしまう。

またアイドルに戻るのだから、こんな事していてはいけない。

でも、初めてこんなに素敵だと思った人から簡単に離れることなんてできない。