ジェヒョン奮闘記 Ⅱ (ページ3)

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1時間程して料理が出揃い始めた。

JN「じゃあドヨンイ達が帰ってきたら始めよっか！」

『豪華だね』

テーブルに並べられたたくさんの料理。正直俺達だけで食べられるのか不安だ。

JN「でしょー？Aに食べてもらいたいから頑張っちゃった」

『ありがとうジャニさん』

TL「Aは病み上がりでもあるからユタがお粥作ったんだよ」

『ほぉー』

YT「テヨンアと作ったけど味は保証せん」

TY「でも頑張って作ったよ」

『テヨンさんが作ってくれたなら美味しいに決まってる』

YT「俺は」

『サンキューってことで』

YT「心がこもってへんなほんまに」

ピンポーーン

みんなで喋りながら準備をしていると玄関のチャイムが鳴った。

「お、ドヨンイヒョン達帰って来たんじゃない？」

TY「ジェヒョナごめんだけど開けてきて？」

「はーい」

テヨンイヒョンに言われた通り玄関へ向かいモニターを確認する。画面には帰ってくる予定の人数より多めで数人カメラに向かって手を振っている。

「今開ける」

HC「はーーい」

ガチャ

「おかえり」

ドアを開けてやると口パクで「お邪魔しまーす」と言いながら静かに入ってくるこの人達。

DY「ジェヒョナはこれ持ってて」

そうドヨンイヒョンに言われ渡されたのはロウソクで出来た22という数字の刺さったホールケーキ。そこにマクが火を付けてあげる。

そう、今日は遅めのヌナの誕生日パーティーなのだ。
12月生まれだが年末は予定が詰まっていた為、ちゃんと祝うことができなかったのだ。

DY「ジャニヒョン！おっけー！いいよ！！」

JN「はいよ～」

ドヨンイヒョンの合図と共にリビングと玄関の電気が消え、玄関にいる俺達は手に持っているスマホの灯りで足元を照らす。

『え、なに？』

ヌナの声が聞こえたところでケーキを持っている俺が先頭になってリビングへ入って行く。

「「「「「センイルチュッカハムニダ～♪」」」」

『え！！！？うそ！！？』

HC「ほらヌナ、願い事願い事！」

『う、うん！』

ヘチャニに促され手を合わせ目を瞑るヌナ。

MK「Blow out」

マクに言われて目を開け火を消す。

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