14 ページ14
*
その日の夜。
晩ごはんが食べ終わり10階に住んでいるメンバーとリビングで寛いでいるとスマホを見ていたジョンウが突然叫んだ。
MK「どうした」
JW「ヌヌヌナ、この人…！！」
『んー？』
JW「今日ヌナに声かけた人に似てない？！」
そう言いながら離れて座っていたヌナの隣に座る。
『どれ？』
JW「この人！」
『あーー化粧してるけどそうかもしれないね〜』
ジョンウに見せられた画面を見るヌナ。と、横から覗き込む俺。だって知りたいじゃん、ヌナに告った相手の顔くらい。
ほうほう、俺たちより2年先輩のアイドルグループで？95lineで？名前は……ヨンジュン(呼び捨て)ね、覚えたぞ。
MK「その人がどうしたの？」
「告白されたんだって」
TL「告、……！？ガーーーン」
YT「なんかよーわからんけどテイリヒョン大丈夫？落ち込んどるけど」
『ちょ、！告白じゃなくて連絡先教えてほしいって言われただけ！』
「告白じゃないの？」
『ちゃんと、好きです！って言うのが告白で突然連絡先教えてほしいっていうのはナンパ！」
YT「あ〜なるほどな。わかる気もする」
MK「ナンパって何？」
『これだからドリムのベイビーって呼ばれるんだよ……』
MK「What？！俺babyじゃないんだけど！」
『その、何も知りませーんって感じがベイビーなの！』
MK「で、ナンパってチンチャなに？」
『おいそこのねーちゃん、俺とデートしない？って感じのやつ」
MK「え、突然それ言われるの？」
『そ、突然』
「大雑把に言うとそんな感じだね」
JW「じゃあヌナはこの人にナンパされたの？」
MK「ナンパって…ヤッカンチャラくない？」
TL「ナンパは許さんぞ！オッパは許さんぞ！！今度オッパがそいつに言いつけてやる！」
YT「なー、テイリヒョンのテンションおかしいて」
MK「で…ヌナは何て返事したの？」
『今スマホ持ってないからできませんって』
JW「で、なかなか帰してくれなかったんだよねー」
『そうそう。番号くらいは覚えてるでしょ？って言われたけどなんか嫌だったから』
TL「これからもそういうヤツには教えなくていいぞ」
「うんうん」
JW「ま、助けも来てくれたし良かったねーヌナ♡」
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 953人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴとと | 作成日時：2021年6月5日 18時
