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新たな感染者 ページ34

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一方、ラウンジでは、部下二人が銃を向けて見張っていた。

…そんな中、水川は皆に背をむけて、右掌をかいていた。


「…?水川さん、何をしてるんですか?」
「ッ!な、何でもない!!」


たまたま近くにいた石本が、それを目撃した。
水川はかくのを止め、右手を見られないように後ろに隠した。

…そんな行動をすれば、勿論見張りの部下達が確認するわけで。
部下の一人が、水川のもとへ歩み寄り、右腕を掴んだ。
すると、水川がかいていた場所に、発疹が出ていたことがわかった。


「ほ、発疹…!?」
「違う!これはただの蕁麻疹だッ!!」
「!そ、そういえば、さっきタバコの匂いがしたわ!喫煙室に行ったのよ!きっとそこで、」
「ち、違う!行ったけど感染なんかしちゃいない!現に他の場所には…ッ、ゲホッ!!」


水川は言い終わる前に、大きく咳き込んでしまった。
石本と西谷は水川から離れて、鼻と口をおさえた。

部下二人は、水川を逃がさないように、銃を向けた。
その背後で、蘭と中森警部は身構える。
「今なら、この二人を押さえられる…!」そう思ったから。

だが、それももうすでに読まれていた。

蘭と中森警部の背後で銃声が響いた。
照明が一つ壊れ、一同は振り返る。そこには、スカイデッキに行っていた男と次郎吉がいた。

男は、まだ咳き込んでいる水川に歩み寄り、水川を拳銃で殴る。
「ヴッ…」水川は呻き声を上げ、その場に倒れた。


「喫煙室に放り込んどけ!」

部下二人は、水川を運びにラウンジを出た。




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その頃、コナン達は━━━


[コナンくん、爆弾見つけたよ!]
[やはり、燃料タンクに仕掛けられてました!]
「わかった、すぐに行く!」


コナンは次々と爆弾のコードをナイフで切っていた。赤く光っていたランプが、次々に消えていく。

…そして、残るはあと一つ。


「あと一つは俺がみつけるから、オメーらはそこを動くなよ!」
[わ、わかりました!]





.





部下二人が再びラウンジに戻って来た。
その時だ。
「そ、そういえば…」椅子に座っていた西谷が、石本に話しかけた。


「子ども達がいないんじゃない…?」
「子ども?」

その会話に、男と部下達が反応した。
西谷は、阿笠博士の後ろにいた灰原に指をさした。


「た、確か…あの子と同じくらいの…男の子三人と、女の子一人…」
「…探せ」


部下達はまたラウンジを出ていった。
「余計な事を…」阿笠博士は小さくそう呟いた。
灰原は探偵バッチを取り出す。

落ちるコナン→←爆弾を探すぞ



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ゆず - ギャグマンガ日和知ってるんですね!!!びっくりしましたww (2020年9月28日 20時) (レス) id: 072bc2e07e (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - 伊月さん» 伊月様ありがとうございます(´˘`*)気に入って頂けたら嬉しいです〜(´ ˘ `) (2020年4月14日 22時) (レス) id: d845780461 (このIDを非表示/違反報告)
伊月 - 作者さんの名前カッコいいなぁ~と思って読んでみることにしました!面白いです! (2020年4月13日 20時) (レス) id: 34a45304c1 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます〜(´▽`)気まぐれ更新ですが、頑張ります〜 (2019年7月9日 20時) (レス) id: 6a90747ca0 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ - とても面白く、このお話大好きです!これからも、頑張ってください(^^)v (2019年7月9日 20時) (レス) id: 4ee4ae0d34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼月 | 作成日時:2019年6月21日 22時

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