検索窓
今日:15 hit、昨日:31 hit、合計:335,646 hit

お姉ちゃん ページ3

.





「…A、どうしたの?はやく食べないと冷めちゃうよ?
…も、もしかして…美味しくなかった……?」



ああ違う、違うんだ蘭ちゃん。ご飯めっちゃめちゃ美味しいよ。あと5杯いけるよ。
そうじゃなくて、あの、状況を教えて欲しいんだけど…

何で私蘭ちゃん達と朝ごはん食べてるの??私の姉や弟……家族は??
そもそも何で漫画のキャラクターが私の目の前にいるの??




ま、まま、まさか……夢小説とかでよくある、トリップってやつ?
……………いやいやいやいや、まさか。そんなことないないない。
そんな非現実的なことが起こるわけないない。うん。



「A……?ねぇ、Aってば!」
『は、はい!?ななな、何でしょう!!?』
「……本当にどうしたの?今日、なんか変だよ?具合悪いの?熱でもあるの?」
『だだだだだ、大丈夫、大丈夫だよ!』


大丈夫なわけあるか。誰か助けてください。
助けてというか、説明してください。
目の前の蘭ちゃん、隣のコナンくん、そして小五郎さんの心配そうな目線が痛いです。



「…Aお姉ちゃん、今日、学校休んだ方が…」
「そうだね、学校に連絡してくるね」
『あ、ちょ、まっ』


あああ待っ、待って蘭ちゃんんん、別に具合悪いってわけじゃないから大丈夫だよ学校いくよおおお、お…………ん?


………そういえば、私、いつもと違う制服着てる…

セーラー服…緑色のリボン………んん?中学校確かブレザーだぞ…?あれれ、おかしいぞ?


「あっ、そろそろ行かなきゃ。コナンくん、行こう!」
「うん!」
『えっ、』
「A、着替えてからゆっくり休んで!お父さんAのことよろしく!いってきます!」
『あ、』




……い、行ってしまった…蘭ちゃんんん……私本当に大丈夫だから…ただ記憶がちょっとアレなだけだからあ……


小五郎さんに「Aは部屋にいって寝ろ」と言われるが、部屋の場所がわからないので「部屋ってどこですか?」と聞けば、さらに心配そうな表情をされた。

「ついてこい」といって、部屋まで案内してくれた小五郎さんありがとう。優しいわ。







…………ん?ここが、私の…部屋…?
え、私の部屋?つまり、私ん家…
………待って、ということは…



『私、蘭ちゃんと姉妹…???』





.

メール→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
240人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆず - ギャグマンガ日和知ってるんですね!!!びっくりしましたww (2020年9月28日 20時) (レス) id: 072bc2e07e (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - 伊月さん» 伊月様ありがとうございます(´˘`*)気に入って頂けたら嬉しいです〜(´ ˘ `) (2020年4月14日 22時) (レス) id: d845780461 (このIDを非表示/違反報告)
伊月 - 作者さんの名前カッコいいなぁ~と思って読んでみることにしました!面白いです! (2020年4月13日 20時) (レス) id: 34a45304c1 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます〜(´▽`)気まぐれ更新ですが、頑張ります〜 (2019年7月9日 20時) (レス) id: 6a90747ca0 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ - とても面白く、このお話大好きです!これからも、頑張ってください(^^)v (2019年7月9日 20時) (レス) id: 4ee4ae0d34 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蒼月 | 作成日時:2019年6月21日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。