私小児科医なんですけど。 Ryohei.A

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Aside




阿「いっちゃだめ･･･」


帰ろうとすると、亮平にそんなことを言われる。


「えぇ･･･秀平呼んでこよっか？」


秀平とは、亮平の2つ下の弟。


私にも3つ下の弟がいるんだけど、弟は東京で一人暮し中。



阿「秀平じゃない、Aがいい、」



ぎゅっと洋服の裾を掴まれる。


「ふふっ、分かったって、」


なんかもう亮平も弟みたい。



阿「ここ、一緒に寝る、」


「亮平のお母さんに見られたら大変だからやだ」


阿「むぅ･･･じゃあ手、」

「ん、いいよ」


なんでこんなに弟気質なのかは分かんないけど、頼られるのは素直に嬉しいし。



亮平のお腹をリズムよく叩いていると、最初は嫌がったものの、すぐに夢の世界へ。


そんな亮平を見てたら私も眠くなっちゃって･･･


気付いたらベッドに突っ伏して寝ちゃってた。

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