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Side佐久間
「おかえりなさいませ大愛様」
佐久間「ただいま……」
涼太に送ってもらって家まで帰って来た。
「旦那様もうお帰りですよ」
佐久間「そっか」
部屋に戻って着替えてから
ダイニングに降りると
既に夕食の準備ができていた。
「遅かったな」
佐久間「翔太の家に寄ってたので……」
「渡辺くんか……。
もう彼に関わるのは辞めなさい」
え……？
佐久間「今、なんて……」
「だから、渡辺くんと関わるのは
今後一切辞めなさい」
佐久間「どうして……！」
この前はこれからもよろしくって
言ってたのに……。
「渡辺くんが大愛に何の利益をもたらすんだ。
大愛お前は女なんだ。
男じゃないから誰か金持ちの家に嫁ぐしかないんだ。
渡辺くんはそれに該当しないだろう。
ただ、阿部さんは例外だ。
彼女は特待生だしな」
何それ……。
佐久間「なんで、ダメなの……」
「娘は父親の言うことを聞くものだ。
普通に考えて分かるだろ」
なんで……なんで…………。
佐久間「お父さんなんて、知らないっ……！」
そう言ってダイニングを出た。
メイドさんたちの制止の声も聞かずに
うちは家を飛び出した。
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さっくん担翔太くん担 - これは誰オチですか？全員のオチが見たいけど、それは阿部月姫様が決める事なので気にしなくてもいいですよ。阿部月姫様の作品はシナモンロール色の恋から見ております。最高です。これからも頑張ってください。 (2021年5月1日 20時) (
レス) id: 89ae3b1374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿部月姫
| 作成日時：2021年3月14日 14時
