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Side目黒
目黒「阿部さん」
昼休み。自分の席で読書中の阿部さんに声をかけた。
阿部「なに？」
本から少し目を離してそう言った。
目黒「あのさ、ここ教えてくれない？」
阿部「……は？
そこさっき習ったとこじゃん」
目黒「だって全然分かんないんだもん。
阿部さんなら教えてくれるかなって」
阿部「……ここ座って」
そう言って隣の席の椅子を引いた。
阿部「これは、この文法を当てはめるの」
目黒「ってかこれ何て読むの？
す、すた……」
阿部「Stationね。
ステーション。駅」
目黒「あぁ、ステーション」
深澤「だからね、
目黒にお願いがあるの」
目黒「お願い……？」
深澤「目黒と話してる時の阿部ちゃん
めっちゃ生き生きしてたの。
昔に戻ったみたいだった。
多分、元の阿部ちゃんに戻すのは
アタシたちじゃ無理なんだ。
一緒にいる時間が長すぎて
逆に分からなくなっちゃうの。
だから、目黒。
その役目黒に任せたいんだ」
俺……が？
そんな大事な役目を？
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さっくん担翔太くん担 - これは誰オチですか？全員のオチが見たいけど、それは阿部月姫様が決める事なので気にしなくてもいいですよ。阿部月姫様の作品はシナモンロール色の恋から見ております。最高です。これからも頑張ってください。 (2021年5月1日 20時) (
レス) id: 89ae3b1374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿部月姫
| 作成日時：2021年3月14日 14時
