俺の妹はやらん！

ほっこりあったかごはん ページ8

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《もしもし？お兄ちゃんどうしたの？》

深澤［あ、A？今帰り？］

《うん、もうすぐスーパー着く〜。何？もしかしてまた今日来る感じ？》

深澤［まじ？ちょうど良かった〜。そう、最近俺もAも忙しかったじゃん？そろそろAのご飯が恋しくてね〜？］

《10日くらいしか空いてないけど…。まあいいや、今ならリクエスト聞いてあげるよ。何食べたい？》

深澤［やったね！ありがとう！やっぱりAのご飯がないと偏ってる気するんだよね〜。だからなんか、栄養つくものっていうか、ほっこりするのがいいな〜。］

《具体的なものがないな…、野菜多めにしようか。外食ならお肉多いだろうし、メインは魚にしようかな。》

深澤「あ、それならあのさ、なんだっけ？マスタードの味付けのやつ！それ食べたい！］

《じゃあメカジキかな。あ、ちょうど美味しそうなのある！2枚の切り身でいいかな〜。》

深澤［待って！メンバー連れてきたいんだけど…］

《え…無理だよ…うちそんなに広くないから9人なんて無理…》

深澤［いや！大丈夫！全員じゃなくて2人！俺とA合わせて4人！それならどう…？］

《でも最近忙しかったから部屋もそんな片付いて無いし…》

深澤［お願い！まだリハ残ってるから2時間後くらいだと思うんだけど…、ちょっと体調面心配なやついてさ、ちゃんと食べさせてやりたいんだけど、Aのご飯が1番だと思って…。無理言ってごめん。］

《しょうがないなあ。分かった、いいよ。でも急だったし、大したおもてなし出来ないよって伝えておいてね？それで、メンバーさんはアレルギーとかない？》

深澤［大丈夫だと思う！あったかいご飯食べさせてやって欲しい。預けた財布まだお金入ってるよね？それで好きなだけ買い物していいから！］

《はぁい。じゃあお高いの遠慮なく買わせてもらう！笑》

深澤［おう、いくらでも使って！足りなかったらまた出すから！本当にありがとう！また連絡する！］

《ん。そっち出る時連絡して？迎えの車は出さなくていい？》

深澤［マネージャーに送って貰うから大丈夫！じゃあまた後でね！］

《後でね。》



ふう。メニューどうしようかな。部屋も片付けたいし急がないと。
お兄ちゃんから貰ってるお金は遠慮なく使わせて貰うことにして目に付いたものをどんどんカゴに入れてく。
あ、お酒も少しあった方がいいかな…？

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