あまい二日酔い ページ12
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うっ…………、頭痛い…………。
やば、絶対昨日飲みすぎた。最悪だ…。
ベットから出ようと寝返りを、打てない。
え?なんで?
身動ぎ取れないんだけど、え?なに?
そっと目を開けると、綺麗な寝顔。
なんで、あべさんがいるの?
身動き取れないのは、あべさんに、抱きしめられてる、から…。なんで!?
阿部「んっ………、あ、Aちゃん、起きたぁ?」
『えっ、あ、はい、起きました。』
阿部「おはよ。」
『おはようございます…。』
阿部「二日酔いしてない?」
『えっと、ん、頭痛い、です。』
阿部「そっか。今日休みなんでしょ?ゆっくり寝てな。」
そう言って頭を撫で、さっきよりも強く抱きしめられる。
『いやあの、あべさん、なんで私は、その、抱きしめられてるんでしょうか…。』
阿部「ふふっ、覚えてない?阿部さんって呼ばれてるから覚えてないか〜。」
『私なにかやらかしました、よね。』
阿部「ん〜?可愛かったから全然いいよ。まだ5時じゃん。俺も今日ゆっくりだから、もうちょい寝よ?」
『え、あ、はい。いや何も解決してない…。』
阿部「はいはい、お話はもう1回起きてからにしようね〜。」
背中をトントンされたりだとか、阿部さんの体温だとか、眠りを誘うものが多すぎて。
気づけば私の意識はまた深くに落ちてた。
深澤「いつまで寝てんだ〜!!!阿部ぇ!!!早く俺のAから離れろ!!!」
阿部「は?ふっかうるさいんだけど。Aちゃん頭痛いのに可哀想でしょ。」
深澤「え、Aちゃん二日酔い?ごめんね?いや阿部!お前いつまで抱きしめてんだふざけんな!」
阿部「嫌だなあ、煩い義兄さん。まだ10時前だし。」
深澤「おにいさん!?お前手出すなって言ったよな!?」
阿部「出してないよ。服だって乱れてないだろ?」
深澤「そういうことじゃない!早く離れろ!」
『ん……、おにいちゃ…うるさ……。』
深澤「Aちゃんごめんね、大丈夫?頭痛いね?」
阿部「Aちゃん、もうすぐ10時だって。起きよっか。」
『ん、あべさん、起きる…。おはようございます…。』
阿部「よいしょ……、ふふっおはようございます。2度目だね。」
『あい…。』
深澤「A、とりあえずシャワー浴びておいで。味噌汁用意しとくよ。インスタントだけど。」
『ん、お兄ちゃんありがと。ネギが良い。』
深澤「ネギのやつな。おっけー。」
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瑠奈(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!楽しんで頂けましたら幸いです。 (2022年10月7日 11時) (レス) id: 596bd3bacd (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいねあと気温差すごいので体調などにも気をつけましょう (2022年10月6日 20時) (レス) @page1 id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠奈 | 作成日時:2022年10月5日 23時