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らぁら「もしもし! あっ、すぐ近くまで来てる?」
ひびき「はあ!?」
らぁら「え、でも場所が分からない? まあ外観は全然カフェじゃないからねー……店内も……」
らぁら「今から迎えにいくから、今いるとこ動かないでね! じゃまた後で!」ピッ
らぁら「どうしよう! 来ちゃうよマスター!」
ひびき「ちょっと……何で勝手に呼んじゃってるんですか」
らぁら「じゃあ私、席外しておくんで! それだったらいいでしょ? 二人きりで!」
ひびき「もう……まだマシってだけだからねその策も」
らぁら「ちょっともう彼女に、とある人からの話を聞かせるって言っちゃったんですよ」
ひびき「困るんですよ勝手にそんなこと!」
らぁら「すみませーん! ……まあでも」
らぁら「あの話をすること自体は……嫌いじゃないですよね? マスター」
ひびき「……まあまあまあ……それはね……」
らぁら「ねー!ですよね! だって私に5回も聞かせるくらいですもんね!」
ひびき「ちょ言わないでそれは」
らぁら「もう私席外しておきますから。その人初見ですし。一見さんですし」
ひびき「一見さん……」
らぁら「じゃあ私探してきますから! なんか場所迷ってるらしいんで!」
ひびき「あっ、ちょっと……もう、困るなあ勝手に……」
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作者名:みみうり | 作成日時:2019年2月27日 11時