10.公園 ページ10
中3の鶴房side
A「でもお祭りの雰囲気だけでも味わえてよかった」
「思ってたよりは楽しくないやろ笑」
A「思ってたより人が多すぎやなぁ。でもクラスで花火見るとかも楽しそうやなぁ。」
「まわり付き合ってるやつらばっかりで悲しくなるで笑」
A「そうやな笑 最近ほんまにカップルふえたよなぁ。」
「高校離れる時に別れそうやのになぁ笑」
A「それみんなに言ったら相当怒られんで笑」
A「汐恩は何気にモテるんやし誰かと付き合わんの？」
「興味ないねん。そういうの、、あ、！やっぱりこの公園は誰もおらん！」
ちょうど公園について、ベンチに大量の袋を下ろして2人で座った。
A「今日お祭り行けるかもしれんって思ってお腹空かせてきてん」
なぜか自慢げに話すAが愛おしくてつい口角があがる。
「そうなん？笑 ならこれ2人で全部食べきろう」
A「やったー！お金は後で払うで笑」
「払わんくてええから、スタバおごって」
A「ええよ笑 でもスタバの方が安いなぁ。何回かおごるわ笑」
「よっしゃ！」
何回かAとスタバ行くチャンスできてラッキーやな。
「よっしゃ、食べるで〜〜」
2人で腕まくりして片っ端からビニールを開け始める。
「そうや、どうせなら自分が開けた袋のものは全部食べきらなあかんってルールはどう？」
A「ええよ、楽しそう！」
俺・A「いただきま〜す！」
「うまっ」
・
・
・
会話もろくにせんで食べ続けた。
「うっわ、これなんやまずい。」
焼き鳥？みたいな感じやのに血みたいな味がしてまずい
A「まずいは失礼やろ笑」
そういって自分の持ってたその焼き鳥みたいなものを口に入れたA。
小さい頃から一緒やから間接キスとかないねんなー
俺を男としてみてない証拠なのかもしれん。
A「ん…きらいかも…」
「やんな？」
A「これたぶんレバーやで」
「これがレバーなんや、まずっ」
A「飲み物分けて！」
そう言ってまた俺のジュースを普通に飲んでいた。
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作者名：のあ x他1人 | 作成日時：2020年2月9日 23時
