40.朝 ページ40
鶴房side
6時30分。
今日は午前中から仕事やから早起きです。
寝たのが1時過ぎやから少し眠い。
横を見るとまるで赤ちゃんかのようにすやすや寝ているA。
本当にずっと思い続けたAが自分の横にいることが信じられない。
起こさないようにそーっと布団を剥がして、ベットからたつ。
A「ん、、、、。おはよ、、いまなんじ？」
「おはよ。ごめん、起こしちゃって。まだ6時半だから寝てていいよ」
A「んーー」
体を起こしながら、背伸びをして眠そうな顔でいるA。
俺がじっとみてたせいで、ふと目があった。
するとみるみる顔が赤くなるA。
A「…」
ほんまに朝からかわいいのやめて笑
仕事行きたくなくなるわ笑
自分の意思より先に体が勝手にAのほっぺにキスをしていた。
A「あ、朝ごはん作るよ」
明らかに動揺してるのも愛おしい。
「作ってくれるん？」
A「私、今日は午後からだから」
「じゃあお願いします！俺シャワー浴びてきちゃう。」
・
・
・
シャワーを浴びてリビングに行くと美味しそうな匂いがしてきた。
A「たいしたもの作れなかったけど、、」
「うまそ〜！」
A「まだパンが焼けてないからもう少し待っててね」
「俺着替えてくるわ。Aもシャワーいったら？」
A「うん、そうする！」
・
・
・
パンも焼き終わってAもシャワーが終わったから2人で並んで朝ごはんを食べた。
「これうまい！！」
A「オムレツに色々入れてみたの」
「めっちゃうまいで」
A「ありがと」
朝だからゆっくりしていられずAの作ってくれた朝食を味わいながらもかけこんだ。
歯磨きをすまして髪の毛を乾かして家を出る準備完了。
「じゃあいってきます！」
A「いってらっしゃい！」
久しぶりに行ってきますなんていったな〜笑
A「あ、汐恩！」
名前を呼ばれて振り返ると
背伸びをしたAが俺の頬にキスをしてきた。
A「がんばってね//」
「うん、めっちゃがんばれるわ笑」
いま俺めっちゃにやけてるわ笑
幼なじみやからか素の姿ばっからみとった分
女の子らしい姿を見るとドキドキが止まらへん笑
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作者名：のあ x他1人 | 作成日時：2020年2月9日 23時
