Mutual Feelings ～アイドルの君と女優の私～ (ページ37)

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37.料理ページ37

　
Aside

　
　
　
–2人で汐恩の部屋を片付け中–

　

　
「私今までお味噌汁とご飯だけで生きてた人間だから突然おかず作るってなってもそんなにうまくできないかも」
　
　

汐恩「無理して作らなくてええよ？」

　
　

「そしたら汐恩お腹すくから外食になっちゃうじゃん、太るよ」

　
　

汐恩「太るかもしれん笑俺も手伝うから頑張ろーよ」

　
　

「うん、！まずかったら、まずいって言って欲しい派だから」

　

汐恩「わかった笑」
　
　

汐恩「でも最近までじゅんきくんが作った美味しくないご飯も食べてたからなんでも美味しく感じそう笑」

　
　

「しょーやくんとか蓮くんは料理上手なんでしょ？」

　

汐恩「うん、めっちゃうまい」

　
　

「あ～勝てるかなーー、」

　
　

汐恩「別に勝たなくてええやん笑」

　
　
　

「やだよ、一番がいいもん」

　
　

汐恩「なに、急にかわいいこと言うじゃん笑笑」

　
　
　

「なに、汐恩、うざっ」

　
　
こんな様子でイチャイチャしてる感じですがじつは付き合い出してまともにあったのが2回目です…(･･;)

　
だから手も繋いでなければキスもしてない、小学生カップル並みの関係です笑

　
　

　

　
「あ、時間だからそろそろごはん作るね」
　

汐恩「こっちもあと少しだから終わったら手伝う」

　
　
　
と、いうことでキッチンに来ました～

　
　
なに作ったらいいのか分からないし、

適当に食材買ってきたから悩んでます…

　
　
　
　
唐揚げとか？

小さい頃お母さんとやったし少しは記憶にあるからやるか！

　
　
　
　
　

　
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「できた～！」

汐恩「もう！？思ってたより早いやん」

「料理意外と得意かも笑」

汐恩「食べたらどうやろww」

「失礼すぎ笑」

「「いただきま～す」」

　
　
少し手を止めて汐恩が唐揚げを口に入れるのをみる。

汐恩「うん、うまっ！！」

　
「ほんと？」

　
汐恩「初めてでこれはレベル高すぎ」

「その言い方、蓮くんとかと比べてるでしょー！」

汐恩「ばれた？」

汐恩「でも一番食べてて幸せになる笑」

　
　
子供みたいな笑顔でそんなこと言うから

比べられたのは嫌なのに嬉しくなる。

「私も食べよ～っと」

　
　
　
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夕食が終わると汐恩と食器洗いをした。

いつもはただの作業なのに

こんな小さなことでも2人だと嬉しい…♡