君のこと 2 (ページ1)

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無事でいることAside ページ1

気が付くと

M「あ、目が覚めた」

そこには、松潤、リーダー、母ちゃん、美紀がいた。

母「大丈夫?具合悪いところはない?」

泣いていたのだろうか、化粧がだいぶ取れている。

「ここは?」

どうやら俺はしばらく眠っていたようだ。

MIKI「病院。軽い脳震盪だって。」

脳震盪…?

「Aさん?!痛ってっ!!」

起き上がろうとすると頭に激痛が走る。

母「無理しないで、今日は安静にしなさいって先生が」

俺の肩に手を当て、寝かせようとした母ちゃん。

M「Aさんなら無事だよ。」

俺は知っている。

松潤、その顔は何か隠している時の顔だ。

「ねぇ、どこにいるの？本当に怪我してない?」

あの時、俺はちゃんとAさんを守れたのか不安になる。

O 「どこも怪我一つなかったよ。」

後ろのほうに座っていたリーダーが言った。

「そう、ならよかった。」

よかった、Aさんが無事と聞いてホットした。

母「私と美紀ちゃんは、もう遅いから帰るわね。」

もうこんな時間か…。あの時からどんだけ寝てたんだよ、俺(笑)

「うん、ありがとう。」

このとき、俺は疑問に思ってていなかった。

なんで、一緒にいたニノがいなかったのかと。

翔ちゃんはどこにいるのだろうか、と。

俺の知らないところで、君が傷ついていることなんて

ちっとも考えることができなかった。

君が無事でいることで安心していたんだ。