君のこと (ページ22)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:29,573 hit

ゲームしようAside ページ22

寝ようとした時に突然電話が鳴る。

N『ゲームしよう』

ニノだ。すると、数分後に俺のマンションに来た。

「久しぶりだね、最近はあまり2人でゲームできてなかったもんね。なにしよっか?」

ソファに座っていたニノに飲み物を持ってきて俺もニノの隣に座る。

N「ねぇ、なにがあったの?」

「え?」

急な質問に、何のことか全く見当がつかない。

N「Aさんに、昨日偶然会ったんだ。ここに泊まったの?」

ニノからの思いがけない質問に驚く。

「泊まらせたよ//?」

昨日のキスのことを思い出し、顔が赤くなるのが分かる。

どうやらキスのことはAさんから聞いていないらしい。

ということは、Aさんにもキスのことは気づかれていないのだろう。

「実は…。」

俺はなぜ泊まらせたか聞かれる前に、その理由を話した。

N「そうだったんだ…。」

すごく悲しい表情をしたニノ。

N「Aさん、今度はいい人に巡り会えればいいね。」

そう言ったニノの顔は俺に何かを言いたそうだった。

「ねぇ、せっかく来たんだし、ゲームしようよ。」

N「相葉さんはまだ美ｋ」

「なんのゲームする?」

“相葉さんはまだ美紀のことが好き?”ニノが言いたいことは

なんとなく気づいたんだけど俺は気づかないフリをしてゲームの準備をした。

美紀が大好きな気持ちは

今もこれからも変わらない。