君のこと (ページ15)

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忘れ物Aside ページ15

収録を終えて久しぶりにみんなで車に乗ってそれぞれ自宅まで降ろしてもらう。

「あ、携帯忘れた。」

S「なんでいつも忘れちゃうの(笑)」

なんでだろうな、俺もわかんないよ(´・ω・`)

MJ「携帯もう持ってこなきゃいいんじゃない(笑)？」

O「それはダメでしょ(笑)」

もう、みんな他人事だと思って…。

「ちょっとここで降ろして、あとは自分でタクシーで帰るから！」

そう言って車を降りてドアを閉めようとした瞬間

N「相葉さん。」

？

「なに？」

N「ついでに給湯室にも忘れ物あるから見て来て。」

「給湯室？」

俺はニノの言ってる意味が分からなかった。

N「いいから！もう24時だよ?!」

そうだ！！

「わかった！給湯室ね！じゃ、また！」

そう言って、俺はCM撮影したビルに向かった。

警備員さんに理由を話し、撮影室へ行くと

「あったあった！、あれ？」

テーブルにあったのは、俺の携帯と

「これ、Aさんの？」

見覚えのある携帯と書類があった。

「警備員さんに後で渡そう。あ、それと給湯室だっけ？」

Aさんのらしき携帯と書類を持ち、奥の給湯室へと向かった。

「明かり、点いてる？」

ドアの隙間から明かりが漏れており、外から鍵を開けると

「A、さん？」

そこには

A「ごめ、なさぃ…。」

寝言を言いながら給湯室に閉じ込められていたAさんの姿があった。

ニノの忘れ物って、Aさん？