何度も ページ32
パシャパシャ
「んっ」
ベッドで寝ていたAフがラッシュで目が覚める。
青木『いい寝顔が撮れたよ。』
『え?青木さん?』
ここはどこ?さっきまでレストランにいたはずなのに…
青木『お酒に少し薬を飲ませただけでコロッと寝ちゃうんだもん。これだからAはかわいいなぁ。』
すると、不吉な笑みを浮かべてAに近づく青木。
恐怖のあまり、近くにある自分のカバンの中から電話を取り出すA。
青木『誰に電話するの〜?大好きなタオ?でも、来ないだろうね〜。Aに騙されたと思っているから(笑)』
『え?』
もちろんタオの電話番号なんて知らないから、同僚に電話しようとしたAの手が青木の言葉を聞いた瞬間に止まる。
青木『タオにこの前言っちゃったんだよね〜俺はAの彼氏だって(笑)』
ケラケラと話す青木。
青木『その後俺に怒ったくせに、結局Aに何も言わないで帰ったよね(笑)弱い奴。』
じゃあ、私は騙されていた訳じゃなくて
タオは勘違いをして…
『ひどい!!』
涙を溜め、青木に怒りを向けたA。
青木『怒った顔も可愛いね。それにひどいのはAだよ?大学時代から想っていたのに、突然現れたヤツに君を渡すはずがないじゃん』
そう言って、青木は部屋のクローゼットを開けた。
『!!!!』
そこにはAのいつ撮られたのか分からない写真や、以前使っていた下着などが出てきた。
青木『今日はやっと君自身を部屋につれてこれた。』
そして、だんだんとAに近づいてくる青木。
『い、イヤ…』
青木『イヤ?どうして?社長に頼んで君を採用したのも俺なんだよ?』
すぐさまAをベッドに戻し、Aを跨ぐ青木
『っ!!』
青木『安心して、2人の世界を邪魔する奴はもう誰もいないから。』
その時、Aの声だけが青木の部屋に響き渡った。
『イヤ!!』
私はあの時、何度もあなたの名前を呼んだ。
もう、会うこともないのに。
好きになってくれることもないのに。
タオ
あなただけの名前を呼んだよ。
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もも(プロフ) - Pierrotさん» コメントこまおです!!そう言っていただけるなんて、本当にうれしいです( ；∀；)明後日には更新再開したいと思います！ 読みにくいとおもいますが、どうぞお付き合いくださいませ(^-^) (2014年2月13日 23時) (
レス) id: 7032e2ddff (このIDを非表示/違反報告)
Pierrot - この小説おもしろいです！更新楽しみにしてます( ´艸｀)ふぁいてぃ〜んp(^-^)q (2014年2月13日 21時) (携帯から) (レス) id: 0dd6acf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2014年2月2日 1時
