信じたい ページ22
タオがいなくなってから3日が過ぎようとしていた。
私の中でタオと過ごした日々は、短期間だったけど一生忘れることはないだろう。
だって、あなたが
ファン・ズータオが
私にとって初恋の人だから。
社員『今度のPCはファンの子も買いそうだし、売り上げが楽しみだな、青木。』
そこには先輩社員と話す青木さん。
青木『A!見てよこれ、新商品のカタログ!!』
嬉しそうに私の方にPCのカタログを持って来る青木さん。
今回の商品はほとんど青木さんの案で作ったものらしい。
青木『イメージキャラクターにも力を入れたんだ!ほら、今話題のEXO!!中国にも販売するからMのメンバーを起用したんだ!!』
芸能に疎いから全然知らないんだよな…
『!!』
カタログには6色のPCをそれぞれ持った男性たちが載っているカタログ。
その中に、1人だけ見覚えのある顔。
『…ぉ』
一昨日まで一緒に過ごしていた、パンダが好きで
私の事を好きと言ってくれた彼。
髪型は違うけど、カタログに載っているのは
私の初恋の人。
タオ、あなたでしょ?
青木『話題性を掴むにはピッタリだと思ったんだ。しかし、あいつら芸能人だからって天狗になって
て交渉するの大変だったよ。』
天狗?!
タオが?!
『そんなはずないです!!』
青木の挑発にまんまと乗ったA。
青木『Aにはわかるの?会ったことあるの?真実を言われたことがあるの?』
いつもと違って冷酷は表情でAに言った青木。
『そ、それは…』
会ったことはあるよ。
一緒に過ごしたこともあるもん。
真実を言われたことは…
‘TA「ねぇ、A。僕、Aが好き。Aは僕の事、好き?」’
あれは嘘じゃないよね?
青木『A、奴らは芸能人。俺たちと住む世界が違うんだよ。自分の理想と現実は違うことくらいもうわかるだろ?』
そう言って、青木は会議室へと向かった。
『タオ…』
そうだよ。
私はもう大人で、すべてが自分の理想通りの世界じゃないことくらい分かっている。
だけどさ、あなたが私に言ってくれたことは
全て信じたいよ。
ダメかな?
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もも(プロフ) - Pierrotさん» コメントこまおです!!そう言っていただけるなんて、本当にうれしいです( ；∀；)明後日には更新再開したいと思います！ 読みにくいとおもいますが、どうぞお付き合いくださいませ(^-^) (2014年2月13日 23時) (
レス) id: 7032e2ddff (このIDを非表示/違反報告)
Pierrot - この小説おもしろいです！更新楽しみにしてます( ´艸｀)ふぁいてぃ〜んp(^-^)q (2014年2月13日 21時) (携帯から) (レス) id: 0dd6acf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2014年2月2日 1時
