なに言ってるの?〜TAOside〜 ページ20
Aを見送って、小さな花屋さんで花を買った。
今日はAと過ごす最後の日だから、なにか買ってあげたくなったんだ。
振られるかもしれないから、残るものよりはお花の方がいいかなって。
でもね。僕には自信があったんだ。
Aも僕が好きだっていう。
そしてAを離れていてもずっと守るっていう自信もね。
??「EXOのタオさん、ですよね?」
やばい、気付かれちゃった!!
道を歩きながら買った花に向けていた視線を声がした目の前に移すタオ。
「はい…」
そこにはスーツ姿の、高身長な男性が中国語で話しかけてきた。
青木「私は青木と申します。来週からあなたたちに弊社のPCのイメージキャラクターを依頼した際に一度会っているのですが…覚えていないですか?」
深くキャップを被ったタオの顔を覗き込むように話す青木。
「あ!!雄一さん!!」
思い出した!!先週挨拶した、日本人の雄一さん!!
EXO-Mをイメージキャラクターとして推薦してくれた人だ。
青木「覚えててくれていたなんて光栄です!タオはいつまで日本に?というか、Aの部屋は慣れました?」
え?
雄一さんは何を言ってるの?
青木「いつも俺に言ってるんですよ。EXOのタオと一緒に寝ているんだ。って。ありえないことだから、許してねって。俺、Aの彼氏なのに(笑)」
まいったよ。と、笑いながら話す雄一さんに
僕の思考が追い付かない。
「彼氏…って?」
嘘だ。僕の知っている、さっきまで一緒にいたAじゃないに決まっている!!
青木「Aだよ。あ、この写真は大学時代のだから、2年前かな?」
雄一がタオに見せたスマホの画面には、ふわふわパーマではないストレートヘアの女性。
髪型は違っているが、明らかに先ほどタオが見送ったばかりのAだった。
青木「あいつさ、かわいいくせにすぐいろんな男と寝るんだよ。タオさんももう知ってるでしょ?服脱がせるとさ、ほくろの位置ｇ…」
バッ
急に青木の胸ぐらを掴んだタオ。
「嘘つくな。」
青木「なに?まだあいつとそんな関係じゃないの?タオさん、完全にあそばれちゃってるねぇ〜もうAに寝顔とか撮られてるんじゃない?」
挑発したような目でタオを見る青木。
「黙れ!!」
青木「君芸能人なんだよ?痛いから離してくれない?」
バッ
タオは無言で青木の前から去って行った。
青木「ビジネスでは、仲良くやろうね!!」遠くから青木がタオに語り掛けた。
ねぇ、A。
僕のことどこまで知っているの?
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もも(プロフ) - Pierrotさん» コメントこまおです!!そう言っていただけるなんて、本当にうれしいです( ；∀；)明後日には更新再開したいと思います！ 読みにくいとおもいますが、どうぞお付き合いくださいませ(^-^) (2014年2月13日 23時) (
レス) id: 7032e2ddff (このIDを非表示/違反報告)
Pierrot - この小説おもしろいです！更新楽しみにしてます( ´艸｀)ふぁいてぃ〜んp(^-^)q (2014年2月13日 21時) (携帯から) (レス) id: 0dd6acf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2014年2月2日 1時
