突然 ページ16
朝起きると私はタオに抱きしめられていた。
一緒に寝ていたパンダさんはなぜか床の下。
タオの腕の中からスルリと抜け出した私は、朝食を作りにキッチンへと向かう。
1人暮らしが慣れてきた私は、いつもご飯をコンビニなどで済ませていたが、
タオには簡単なものでも作ったのを食べてほしいと思う自分がいた。
TA「A〜どこぉ」
まだ目が半開きのタオ。
「ここだよ。タオ、このお皿テーブルに運んでくれる?」
するとタオの目がみるみる内に開いていった。
TA「わぁ、Aのごはん!やったぁ!」
子どものように喜んでくれるタオ。
メニューはトーストと、スクランブルエッグ、ウインナー、サラダとリンゴなだけなのに…
「ありがとう、簡単なものしかないけど//」
TA「そんなの分かってるよぉ。」
あぁ、分かってたのね。
TA「Aが作ってくれたご飯をAと一緒に食べるからうれしいのぉ。」
また、そんなことをサラッと言う//
TA「A〜早く食べようよぉ。」
私は一旦手を洗って、パンダさんの左隣に座るタオの左隣に座った。
「「いただきまぁす」」
TA「おいしいぃ。Aありがとう。」
キャッキャッとはしゃいで食べるタオ。
「私こそ、誰かと一緒に食事をするなんて久しぶり」
Aが仕方なそうに笑った。
そんなAを見て、悲しそうに話す。
TA「そうなんだ、僕はいつも仲間と食べてるから…」
「仲間って、友達?」
Aはタオの言う、仲間の意味が分からなかった。
TA「あ、うん、そう、仕事の!」
タオは慌てて話す。
Aに自身がEXOというアイドルグループだと知られたくないから。
「そうなんだ!タオは、どんな仕事してるの?」
純粋にAは聞いた。
TA「え?えーっと、サラリーマンだよ。普通の。」
「そうなんだ」
TA「ねぇ、A。僕、Aが好き。Aは僕の事、好き?」
「へ//?」
突然のタオの言葉に驚きを隠せないA。
TA「ねぇ〜どうおもう〜?」
タオ。
私があなたの職業を聞いたとき、
ちょっと焦ったのを
私は気づいていたよ。
でも、あなたの突然の告白に頭の全部が真っ白になったの。
私があなたの職業を知るのは
もうちょっと先の話。
でもね、あなたの口から直接聞きたかった。
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もも(プロフ) - Pierrotさん» コメントこまおです!!そう言っていただけるなんて、本当にうれしいです( ；∀；)明後日には更新再開したいと思います！ 読みにくいとおもいますが、どうぞお付き合いくださいませ(^-^) (2014年2月13日 23時) (
レス) id: 7032e2ddff (このIDを非表示/違反報告)
Pierrot - この小説おもしろいです！更新楽しみにしてます( ´艸｀)ふぁいてぃ〜んp(^-^)q (2014年2月13日 21時) (携帯から) (レス) id: 0dd6acf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2014年2月2日 1時
