俺のスタイルじゃない〜KRside〜 ページ12
ショッピングが終わって、急に夜の22時にラーメンが食べたいと言ったタオ。
こうなったらタオは止まらないんだ。
でも、夜中にラーメンを食うなんて俺のスタイルじゃないから1人で行けって言ったんだ。
ここは日本だし、すぐに店を見つけられずにタオはホテルに戻って来るだろうと思ったんだ。
ルンルン気分でホテルの部屋を出て行ったタオ。
それから、1時間、2時間、3時間経ってもタオは戻ってこない!!
どんだけラーメン捜してんだよ!!
＜おかけになった電話は電源が…＞
しかも電話の電池切れてるし!!
はぁ、俺はずっと心配してたんだぞ?!
その夜はゆっくりベッドで寝れる訳でもなく、俺はロビーにいた。
朝になり、もうマネに連絡をした方がいいかと考えていた時
TA「隊長ぉ…」
入口には昨日と同じ服のタオがいた。
「タオ!!」
俺は心配だったから散々叱ったけど、相当反省しているんだろう。タオをこれ以上叱ることはできなかった。
ロビーにいつまでもいると、いつペンに遭遇するか分からないから
俺たちは部屋へと戻った。
「昨日はラーメン食べれてないんだろ?昼飯はラーメンにするか?」
TA「うん…」
いつまでも元気のないタオ。
そして俺はタオの昨日とは違うところに気づいたんだ。
「タオ?もしかして、ぬいぐるみなくしたのか?」
だから元気がないのか?
TA「ううん。あげた。」
自分の電話を充電しながらタオは言った。
「誰に?」
TA「A。」
誰だよ。
TA「ねぇ、隊長。残りの休み、別行動しない?」
今度は何を言い出すんだ。
「お前昨日迷子になったばかりだろ?また迷子になったらどうするんだよ?」
TA「ちゃんと充電器も持ち歩くし、絶対連絡手段を取れなくなったりしない。」
いつもと違う、武術をやる時の表情で俺に言ったタオ。
あぁ、わかったよ。
「くれぐれも問題は起こすなよ。」
TA「隊長、ありがとう。」
そう言って、タオはいつものようにふにゃっと笑った。
「あぁ、いっぱい楽しんで来いよ。」
俺はちゃんと面倒を見る。
だけど、無理に俺の考えを押し付けたりはしない。
それが俺のスタイル。
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もも(プロフ) - Pierrotさん» コメントこまおです!!そう言っていただけるなんて、本当にうれしいです( ；∀；)明後日には更新再開したいと思います！ 読みにくいとおもいますが、どうぞお付き合いくださいませ(^-^) (2014年2月13日 23時) (
レス) id: 7032e2ddff (このIDを非表示/違反報告)
Pierrot - この小説おもしろいです！更新楽しみにしてます( ´艸｀)ふぁいてぃ〜んp(^-^)q (2014年2月13日 21時) (携帯から) (レス) id: 0dd6acf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2014年2月2日 1時
