もう戻れない ページ1
楽しい学生時代から卒業し、会社へ入社してもうすぐ1年が経つ。
私の仕事は、とある大手企業の受付係。
社員『今日もお疲れ様。』
社員さんも帰宅する22時。
『お疲れ様でした。』
私も帰宅しようと、受付席で退勤の準備をする。
青木『あのさ、今日は空いてる?』
でた、青木さん。
『あ、今日は、、その、もう遅いですし、明日も仕事ですから、早く帰ろうかと…』
精一杯の断り文句。
青木『今度一緒に食事したいんだけど、休みの日とかスケジュール空けといてね。じゃ。』
『え、あのっ』
断ろうと青木に話しかけようとしたAだが、青木は気づいてたのかいないのか、そのまま退社した。
『はぁ、』
ため息しか出ない。
私はあの人が苦手。
青木雄一
私の1つ上のここに勤務する社員で、容姿端麗なあげく成績は常にトップ。
上司からは将来の有益候補として気に入られ
女性社員からは、そのルックスから黄色い声を浴びている。
芸能人でいうと三浦翔平に似ている。背丈も180cmでモデル体型。
だけど、どうもその、なんというか、毎回私を誘ってくるところとか
どこかからかわれているのではないかと思ってしまい…
まぁ、私は元々男の人が苦手なのもあるけど。
でも、それだけの理由ではない。
**女子更衣室
亜衣『今日も雄一君に色目使って、挙句の果て誘いを断るなんてどんな思考してる訳?』
もう一つはこの人、亜衣さんが…
『色目なんて使ってなiっ』
バシャ
亜衣は持っていたコーヒーをAにかけた。
亜衣『消えなよ。目障り。』
そう言って、亜衣は退社していった。
『はぁ、』
また、ため息。
『私も帰ろう。』
亜衣さんは雄一さんが大好きなのだ。
もちろん亜衣さんはアプローチをしているのだが、雄一さんは完全にスルー。
そして亜衣さんの怒りは私へと。
しかも常に2人しかいないところで巧みな嫌がらせをしてくる。
『消えれるなら、今すぐ消えたいよ。』
私はコーヒーまみれになった制服から私服に着替え
コーヒーで濡れた髪のまま退社した。
好きでこの現状にいる訳ではない。
大人社会の中で立場上、先輩に逆らえないのは分かっている。
楽しかった学生時代に戻れないのも十分すぎるくらい分かってる。
でも戻りたい。
戻れないなら
誰か私を
消してよ。
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もも(プロフ) - Pierrotさん» コメントこまおです!!そう言っていただけるなんて、本当にうれしいです( ；∀；)明後日には更新再開したいと思います！ 読みにくいとおもいますが、どうぞお付き合いくださいませ(^-^) (2014年2月13日 23時) (
レス) id: 7032e2ddff (このIDを非表示/違反報告)
Pierrot - この小説おもしろいです！更新楽しみにしてます( ´艸｀)ふぁいてぃ〜んp(^-^)q (2014年2月13日 21時) (携帯から) (レス) id: 0dd6acf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2014年2月2日 1時
