【三人称+1】○○されてみた、○○してみた

ヒラヒラとフリフリと ページ23

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(メイドコスをしてみた)



○ドンピシャの場合

｢あっれぇ、Aちゃん、どうしたのぉ？そのカッコ。いいね、可愛い。...写真撮ってもいい？｣

笑顔で尋ねてきて、有無を言わさずにスマホを構えていろんな角度から撮ってくる。
｢消して！｣と少し怒ると、｢ちぇ〜Aちゃんのいけずだなぁ｣と口を尖らせていじけてる。
後日、彼のスマホを何気なく覗いてみると、何事も無かったかのように、あっさりと待受けにされてる。


○ぺちゃんこの場合

｢...っ！A、ちゃん...その格好、他の男に見せてないよね？ドンさんとか鉄塔さんとかさ。...もうちょっと自分が魅力的だってこと、自覚した方がいいよ。｣

短いスカートを穿いてるから、今にもパンツが見えそう！だとハラハラして、そんな格好、どんな男でも見たら襲いたくなるよ...なんてブツブツ文句を垂らしながらも、気遣ってくれて、自分の羽織っていたジャケットを頭に投げ捨てて｢...これ、着といて｣と。
乱暴な手渡し方の中には、独占欲のようなものも見えてたりする。


○鉄塔の場合

｢どうしたの、急にそんな格好して。...いや、似合ってるよ。世界で1番可愛い。さっきまで疲れてたんだけど、Aちゃんのお陰で癒されたよ。｣

｢でも今日はメイドさんだから、俺の言うこと聞いてくれるんだよね？｣と期待したような表情をして尋ねてくる。
｢何を聞けばいいの？｣と恐る恐る聞いてみると、腕をぐいっと引っ張られて、彼の膝の上に座らせられて、｢...少しの間ここにいて、エネルギー補給｣なんて耳元で囁きながら、愛でられる。


○標準の場合

｢Aちゃん...！？そ、そそその、なま、あし...し、下着も見えてる...よ。あっま、待って！！それ以上近づいたら無理...！！｣

彼には全裸よりも、このような格好をされた方が心臓に悪いらしい。
あまりにもトマトかのように顔を赤くさせて後ずさるものだから意地悪したくなって、ジリジリと近寄ると、限界を超えて再起不能になる。
意識が戻ると｢...俺って何でこんなにヘタレなんだろう...｣なんて落ち込んでる。



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