今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:52,805 hit
小|中|大
Sweet 7 ページ7
.
俺が、君を好きやってバレたら、きっともう隣にはいられへんくなる。
離れていってしまう。
それがやけに怖くなって、こんなふうに嘘をつく以外、隣にいる方法が見つからんかった。
好きだと気づいた時、廉のことを好きやと言う君を応援して、諦めるべきがいいに決まってる。
そう考えたこともあった。
やけど、頭からちっとも離れんくて、脳内で君の声が、仕草が、再生される。
こんなん無理やん。
諦めるどころか、こんなんじゃ…
廉に負けたくない、って思ってるやん。
だから。
諦めへんって選択肢を選んで、でも隣にいるためにずるまでする男になった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
344人がお気に入り
344人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:平野 頼凛 | 作成日時:2019年4月30日 0時