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mint 4 ページ22
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廉とあの日恋人ごっこをしよう、って言われた日に、ほんまは止めるべきやった。
やのに、私の心の隅に残ってた僅かな気持ちが、答えを間違えてしまった。
「いい加減告白したらどうなん?」
なんて思ってもないこと言って、背中を押すのやってほんまはしたくない。
私の幸せは、君が幸せになることやから。
とか言ってあげたいけど、そこまでお人好しじゃない。
でも自分で決めた、自分で選んだ、この場所に後悔なんかあるはずないやんか。
辛くないと言えば嘘になる。
けど、君の幸せを願えるこの場所に、最後までいたいと思った。
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作者名:平野 頼凛 | 作成日時:2019年4月30日 0時