今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:52,797 hit
小｜中｜大
mint 1 ページ19
.
side Rino
初めて見た時、身体中が雷に打たれたみたいに痺れるような、衝撃を受けた。
整った顔、甘い声、すらっとしたスタイル、コテコテの関西弁、男女問わずの愛嬌モンスター。
正直に言うと、中学まで男の子に興味がなかった。
なかった、というか呆れていた。
私を外見でしか見ない、私は君らの飾りじゃない、ましてやステイタスになんかなりたくない。
男にチヤホヤされれば、女には反感を買う。
気がつけばこの仮面みたいな偽物の笑顔は貼り付いて取れへんくなってた。
高校に入ればなんか変わるかな。
期待しても無駄やとわかってるのに、心のどっかでほんまの自分を出せる相手を探してた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 344人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「永瀬廉」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：平野 頼凛
| 作成日時：2019年4月30日 0時
