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dark 4 ページ14
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「そんなん、廉くん見とったらわかるわ。」
「俺って、わかりやすい…？」
「うん、割と。あの子が鈍感すぎるんか、感覚が麻痺してんのかどっちかやな。」
なんか…意外やった。
莉乃ちゃんは男子からの人気がすごい。
なんていうか、こう、おしとやかで清楚で…みたいな。
花に例えると白百合のような存在やと思ってたから。
話してみればサバサバした感じやし、ギャップ？というか、まあ上手くは言えんけど思っとったのと違った。
そんな中、近くにいたクラスメイトの会話。
「莉乃ちゃんももちろん可愛いけどさ〜、Aちゃんも結構タイプなんよな〜！」
Aの名前が聞こえてきて、ドキッとしてまう。
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作者名：平野 頼凛
| 作成日時：2019年4月30日 0時
