あのね、 ページ1
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その日の夜、私は紫耀と廉を呼び出した。
もう目を逸らさない。逃げない。
…本当は少し怖い。
こんな自分勝手な考えを話してしまえば、拒絶されるかもしれない。
それでも今の思いをそのまま伝えるべきだ、そう判断した。
マンションのエントランスルームを借りて3人で話す場を用意した。
時刻は21時を回ろうとしていて、部屋にはまだ私だけ。
すると、コンコンというノック音の後に廉と紫耀が部屋に入る。
「ごめん、待った?」
『ううん、大丈夫。』
ドクンドクン。
ああ、皮肉にも頭はこんなに冷静なはずなのに、体は緊張し始めた。
『あのね、』
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あお - この話めちゃくちゃ好きです!これからも頑張って下さい♪どっちにいくのかドキドキです(笑) (2019年1月18日 0時) (レス) id: 36d39b543c (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - どっちに行くのかハラハラドキドキ!!でも永瀬くんなのかなーって思っちゃう感じ...ワクワクする!!紫耀くんにはいくのかな??あーたのしみです!!更新頑張ってください!!応援してます! (2019年1月17日 13時) (レス) id: 35dac487ea (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー - この話すごく面白くて好きです。これからも更新頑張ってください! (2019年1月15日 22時) (レス) id: 4c2853d478 (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - こんにちは。1と2もずっと見てたんですけどこの話めちゃ好きです☆これからも頑張って下さい。 (2019年1月11日 20時) (レス) id: 3693da83d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:平野 頼凛 | 作成日時:2019年1月6日 9時