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バスのクラクションが鳴り響いた。
止まったバスの前にいたのは..
「...みんな、」
裕人、蓮、安保くん、桑田くん、高杢だった。
裕人「樋熊の...、
先生の話がまだ終わってねえだろ！」
樋熊「青島...」
『これが、あなた方のやり方ですか！』
樋熊「..もういい、退きなさい」
蓮「退いたら井川が悪者になっちゃうよ」
自分たちのせいにされたり、
キツイことを言われたり。
前の５人だったらそんなことされた相手のためにこんなことをしなかっただろうな
先生のおかげで５人は変われたんだ。
『先生。こんなことして...これは問題にさせて頂きます！』
樋熊「あなたが自分の生徒を信じるように、私も自分の生徒のことを信じています。
...みんな、下がりなさい」
先生の言葉でバスの前から退く５人。
明宝の先生がバスに乗り込んでバスは合宿所を出た。
井川「..先生」
樋熊「そんな顔するな。悪いことなどなにもしていないんだから。堂々としていなさい！
...大丈夫。お前のことは絶対に守る
お前を負け犬なんかにさせてたまるか」
井川「ごめんなさい...あんなこと言ってごめんなさい」
井川くんはそう言って涙を目に溜めて頭を下げた。
先生は"わかってるよ"と言いながら井川くんの背中を優しく叩いた。
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樋熊「みんな。合宿をやってみてどうだった？」
翌日、食堂に集められた吹奏楽部に先生は問いかけた。
樋熊「先生は君たちの普段見られなかった一面が見られて、良かったと思っています。
...誰にだって欠点はあります。コンプレックスだってあります。
もちろん、私も持ってます」
先生は"でも"と続けた。
樋熊「それは弱点じゃないんだ。
...それは個性なんです。
違った個性を持ってる一人一人が互いを信じ合い、力を合わせればどんなに高い壁でも乗り越えることが出来るんです！」
その言葉に部員たちは顔を上げた。
樋熊「みんなは1人のために、1人はみんなのために。
いいチーム作りはいい音楽作りになる」
"誰1人欠けてもダメなんだ"と井川くんの肩を優しく叩きながら言った。
"夢はみんなで掴もう！"
先生は笑顔で言い切った。
私はずっとソロでサックスをやってきた。
何回か合唱する機会があったけど、
やっぱり難しくて。
一人一人が大切なんだな、って実感した記憶がある。
誰も欠けちゃ駄目なんだ。
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暁 - ページ14の、 マウスピースを外して、 サックスをケースの中に入れる。 って所なんですけど、サックスは、マウスピースじゃなくてリードですよ。 (2016年8月29日 16時) (
レス) id: 0aefdbeff4 (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - チョコさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*^_^*)私も早く書きたくてうずうずしてます！笑 ５話からは続編で書く予定なので良かったら見てください*\(^o^)/*ありがとうございます！ (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - 月琉さん» コメントありがとうございます！頑張ります*\(^o^)/*！ (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - ruiさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきましたm(_ _)m (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - NONAMEさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*^_^*) (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそ | 作成日時：2016年7月24日 23時
