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飲み物を買いに行く途中、
"そういえばA、明宝の奴に知り合いみたいな顔されてなかった？"と安保くんが突然言い出した。
桑田「なんだよ、知り合いみたいな顔って、笑」
安保「いやだって"え...お前"みたいなこと言われてたじゃん！」
あの辺で！と通った場所を指差す。
「...あー、」
高杢「誰なんだし！」
「名前は今思い出した」
桑田「今かよ！」
「蓮と裕人も覚えてない？ほらいつもコンテストで私と競い合ってた男の子！」
蓮「競い合ってた...？」
裕人「競い合ってた奴なんかいたか？お前、いつもダントツで優勝だったじゃねえか」
「いたの！１つ下に！」
蓮「うーん...」
必死に思い出す蓮と思い出すのを諦めてる裕人。
本当に対照的で少し笑いそうになる。
「まあ思い出せないならいいよ！私も本人に言われるまで思い出せなかったし、」
安保「それってだいぶひどいな...」
裕人「こいつ自分のことしか頭にねえからな、笑」
「それは語弊がある！」
蓮「良い意味で他人に興味ないんだよ、Aは」
「まあ..、でもサックスの時だけね。普段は違うよ！」
桑田「つまりサックスをやっている時だけは他の人を気にしてる暇なんてない！ってことか？」
「暇、というか余裕がないかな」
私がそう言うと、３人は"ええ！"と驚いた。
蓮「Aは謙虚だから、ね？」
「うん、笑」
顔を見合わせて笑う私と蓮。
外に出ると、"お願いします"と明宝の先生に頭をさげる先生の姿が見えた。
「...井川くん」
足音がして後ろを振り向くと井川くんの姿が見えた。
息を整えながら、蓮の隣に並んだ。
樋熊「井川は、親に反対されてもコンクールに出ようとしてるんです！そんな奴がタバコを吸うと思いますか？！」
先生はそう言い放つと横を通り過ぎて行く明宝の生徒に"井川と一緒にいたのは君か？！"と声をかけ始めた。
1人の生徒が先生の言葉に目を逸らした。
『早くバスに乗りなさい！』
明宝の先生が生徒をバスに乗らせようとした。
「本当にそれでいいの？」
バスの乗車口に足をかけた生徒に声をかける。
『なにやってるんだ！君は！』
「絶対後悔するよ、小池くん」
小池くんは私の方を見てから視線を落として、バスに乗り込んだ。
バスが出発して、井川くんの方を見るとさっきまで隣にいた５人組がいなくなっていた。
「え...」
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暁 - ページ14の、 マウスピースを外して、 サックスをケースの中に入れる。 って所なんですけど、サックスは、マウスピースじゃなくてリードですよ。 (2016年8月29日 16時) (
レス) id: 0aefdbeff4 (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - チョコさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*^_^*)私も早く書きたくてうずうずしてます！笑 ５話からは続編で書く予定なので良かったら見てください*\(^o^)/*ありがとうございます！ (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - 月琉さん» コメントありがとうございます！頑張ります*\(^o^)/*！ (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - ruiさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきましたm(_ _)m (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - NONAMEさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*^_^*) (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそ | 作成日時：2016年7月24日 23時
