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そして、中学校。

私たちが通っていた中学校は市内でも一二を争う生徒数を誇る学校で、周囲の小学校3校が集まってひとつの校区をつくっていた。

もちろん、私もリアンもジョンハンも進学するわけで、、

そこで私とジョンハンは同じクラスになってしまった。

まぁ、話なんか出来なかった。

ただ、私はずっと話したかった。迷惑かけてごめんって謝りたかった。それが出来なかった。


中学に入って私はバスケ部に入部した。

いつの間にか身長は160cmを超え、同級生の中だけでなく部内で1番高い身長になっていた。

有難いことに1年で初心者ながらレギュラーを貰うことも出来た。



ジョンハンは外部のサッカー部に入部した。



中学生になって初めての体育祭、私とジョンハンは男女混合リレーで前後の走者になってしまった。

その時だけは元の関係に戻れたように感じて、とても嬉しかった。


ただ、このクラスでも私がジョンハンのことを好きだと言いふらされてしまった。他クラスのリアンによって。

この時はもう好きでも何でもなかった。

ただ、迷惑をかけてしまった対象としか思っていなかった。

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作者名:ヤンコチ | 作成日時:2021年7月27日 22時

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