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普通じゃない日 ページ3

カフェでおみに殴られそうになった瞬間。



小柄で色の白い男の人が、間に入って、



臣の拳を手で受け止めた。




臣は、


やべっ、って顔して帰ってったけど、





男の人は黙っていなくなった臣の席に座った。




「あ、あの、ありが、とうござ、います」


たったままそう伝え、思い切り頭を下げると、





「なまえなに?」


男の人の声は、思ったより冷たくて、怖かった





「((名前))で、す」





「おれ、れお。」





え?ダジャレ?


とか呑気な考えが頭に浮かんできたけど、




すぐに、その〈れお〉という単語が、




その小柄な男の人のなまえだと分かった。





「あの」




そう口を開き、お礼を言おうとした瞬間




れお「自分の思ってること声に出せよ。
何も言わなかったらわかんねーじゃんあの変態教師だって。」




そう言い放たれた。



そのあとれおさんは店員さんにコーヒーを頼み、



マスクとキャップを外した。




その現れた顔で、



佐野玲於。




というこのがわかった。




でも、



さっき言われたことが、



頭から離れず、脳内を回っていた。







正直初対面で苛立ったというより、





小さな頃から裕福な家庭で育って、



甘やかされていた、私を、





叱ってくれた、初めての人だったから、







嬉しい。






そんな感情が湧き出てきてた。




この人に、連れてってほしい。



もっと輝いている世界に。




お願いれおさん

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ムロモモカ - はい〜〜 (2019年1月10日 0時) (レス) id: 4169e30768 (このIDを非表示/違反報告)
佐野(プロフ) - ムロモモカさん» ムロ〜〜 (2019年1月9日 21時) (レス) id: 97fca42c94 (このIDを非表示/違反報告)
ムロモモカ - はい!続き楽しみにしてます! (2019年1月7日 20時) (レス) id: 4169e30768 (このIDを非表示/違反報告)
佐野(プロフ) - kahonさん» 評価よろしくお願いします (2019年1月7日 20時) (レス) id: 97fca42c94 (このIDを非表示/違反報告)
佐野(プロフ) - kahonさん» ありがとうございます!評価の方よろしくお願いします! (2019年1月7日 20時) (レス) id: 97fca42c94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐野 | 作成日時:2019年1月6日 20時

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