操り人形

小森さん ページ11

ビッグシルエットのアディダスのパーカーにラインパンツで踊りやすい格好にまとめた。




お父さんにお兄ちゃんとこ行ってくるといい、

許可を取り、LDHに向かう。





事務所まで行くと待っていてくれた、小森さん。




「こんにちは〜」



そう挨拶するとビクッとして、

こちらを向きはにかんだ豚王子。





隼「((名前))ちゃん！こんにちは！」



びっくりした〜〜みたいな顔してたから、


ファンの方だと思ったのかな…？


とか思いながらLDHに入る。





思ってた何倍も綺麗でおっきかった。




小さい時は毎日来てたんだけどなあ。




オリメンの人にはずいぶん可愛がってもらった。



たかひろさんには、愛されまくっていて正直うざかったけど、楽しかったな〜だ思う。




そんな呑気な事を考えているとじぇねれーしょんずの皆さんがいるスタジオにつく。


ドアの前で深呼吸すると、

小森さんにクスッと笑われた。


隼「みんないい人たちだから安心して？」




でも、





私を助けてくれたれおさんが居るとなると、




緊張して、頭がぐるぐるする。






がちゃ、





そう思い切って開けると、




私をバッ！と見る６人。





「こ、こんにちはー」



隼「哲也さんの妹さんでダンスがめちゃ上手な((名前))ちゃんです！」



6「こんにちは！」


みんな笑顔で挨拶してくれたけど、




肝心なれおさんは、面白くなさそうな顔。






覚えてる、のかな？





「((名前))です！よろしくお願いします！」



龍「ボーカルやってます、数原龍友です。
おつぱ、」

と言いかけたところで、長身王子が



涼「片寄涼太です。龍友くんと同じボーカルです」

裕「裕太です！おなしゃす！」

亜「リーダーの白濱亜嵐です！お願いね！」


玲「れおです。」


メ「メンディーーーー！！！」




なんとなく性格がわかる自己紹介が終わったところで、


メンバーが、



「彼氏いますか？」


「すりーさいずは？」


「美人ですね」



とか個性豊かな質問をしてくれて、


それに答え終わると、



なにかける？みたいな感じでみんなで盛り上がってたから、




1人でストレッチしてると、



れおさんが

「先生とは別れたの？」


と、意地悪な笑みを浮かべて聞いた。





続きます。

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