中華マンネは元気100%【SVT】 (ページ16)

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20160204 ページ16

DKside

SC「卒業おめで…とうはまだだよな笑」

『え、何言ってんすかオッパ。卒業ですよ』

JH「パボ、スンチョラは卒業式終わってから言う為にとっておいてるの」

『あぁ〜』

DK「ふはっ、ありがとうヒョン、もも」

寒い寒い冬の朝。この特徴的な黄色い制服に身を包むのも今回が最後。

今日は僕の高校の卒業式で。朝から宿舎では、95lineのヒョン達が僕の卒業式に参列するため準備をしてくれていた。

ものすごく緊張するけど、ももたちのいつもどーりの会話に少しずつ気持ちも落ち着いてきて。

JS「ほら〜準備出来た人から車乗っていって」

『はーい』

ももはと言うと、現役高校生の中で唯一僕と同じ高校で、在校生代表の言葉に選ばれたらしい。

ピンとシワが伸ばされた黄色のブレザーを着るももはいつもより少し大人っぽくて、ももの方が卒業生みたい。

そう考えながら、ふとももが入学したときのことを思い出した。

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『はぁぁぁぁ緊張してきた…!!』

DK「ヤー！ももが緊張なんて珍しい！」

『私だって緊張くらいしますよ…！あー不安不安』

僕と同じ制服に身を包み、鏡の前で身だしなみを整えるももは今日が高校の入学式だ。

本人は緊張してるみたいだけど、僕はこれからお揃いの制服を着られることがすごく嬉しくて。それに毎日一緒に登校できるっていうのも最高だよね？

MG「うわ！もも超可愛いどうしよう俺今日学校行けない！」

MH「何言ってるの笑笑」

MG「だって！こーんなに可愛い子がいるのに別の高校で授業受けるなんて絶対無理…!!」

『オッパまじで卒業できなくなりますよ』

SC「冷めてんなーもも笑」

羨ましがるミンギュを他所に、僕はももの手を取って話しかける。

DK「もも、僕ほんとにすっごい嬉しいんだよ」

『オッパ、』

DK「だけど、同時に不安もある。あそこは芸能学校みたいなもんだし、その…ほら、」

『…？』

JH「ソクミナはももが嫌な思いしたらどうしようって思ってるんだよ」

『あー…』

いつの間にか僕の後ろにいたヒョンがそう言って、ももは少し考える素振りを見せる。

これから入学だっていうのに、直前にこんな話をするのは間違っていただろうか。

そんな僕の考えを吹き飛ばすように、ももは僕を背負い投げした。←