中華マンネは元気100%【SVT】 (ページ11)

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「…は、シ〇ル？こいつ今シ〇ルって言ったよな？」訳:クソ

彼らもこう言っているということは、僕の聞き間違いじゃないみたい。

そういえば昨日、ジョンハンさんがポツリと言ったその言葉に、スンチョルさん達が注意していた気がする。

ジュニヒョンには、あれは汚い言葉だからって教えてもらった。

…え、待って、それ今この子が言った？

『あー、どうしよう。この先言ったらチョリチョリオッパに怒られるかな…』

「チョ、チョリチョリ…？何言ってんだこいつ」

「…っあ！知ってるぞこの女！こいつも中国から来た奴で」

『うるっさいなぁ！』

「「「！？」」」

突然声を荒げた彼女に、その場にいた全員が驚いた。チャニくんはいつの間にか消えてるし…！！？

…どうすればいいの！？

『さっきから中国中国…同じ言葉ばっかり繰り返して、』

『オマエたちはオウムか何かか！？あぁ！？』

MH「！」

『あ…、〈今はこの人たちにオウムか！？って言ってやりました〉』

MH「え、あ…あぁ、うん…？」

『ほんっとに…孫の顔が見てみたいッ！』

『〈今は親の顔が見てみたいって言ってやりました〉』

MH「う、うん」

「おい…それ言うなら親の顔だろ。なんだよ孫って。」

わざわざ一言ずつ中国語に訳して僕に伝える彼女と、何故か戸惑い始めた男たち。

…これ、結構カオスな状況？

『逆の立場になったら、肝臓は痛まないの！？』

『〈逆の立場になったら心は痛まないの？って言いました〉』

「おい…何言ってんだこいつ」

「…多分心って言いたいんだな」

「分かんのかよオマエ」

さっきまで僕に暴言？を吐いていた彼らは話し合いを始めるし、彼女は永遠に僕に翻訳するし。

いつの間にか涙なんか引っ込んでいて。もはや笑いが込み上げてきそうだった。

『と、とにかく！チョリチョリに！間違えた！チョリチョリオッパに言えば君たちコテンパンにされるから！！』

「だからそのチョリチョリって誰だよ…！」

『チョリチョリは…！…あーやばい、本名なんだっけ。』

「忘れんのかいｯ」

修羅場を通り越してコントになったその時。

SC「だーれがチョリチョリだ。本名忘れんなバカ」

『いでっ』

…チョリチョリが現れた。