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四捨五入して恋人 ページ5

JMside








『あっ、オッパ!!』






JM「ももちゃーん、おいで!」





『ふふっ、やったぁ!』










扉を開けて楽屋へ入り、手を広げてその名前を呼べば、すぐに立ち上がって僕のもとに駆け寄って飛びついてくる可愛い可愛い女の子。


コアラみたいに足までしっかり僕に巻きついてニッコニコの笑顔を向けてくるのは、ジンヒョンの妹であるももちゃん。


とある音楽番組の収録前。普通は後輩が先輩の楽屋に挨拶しにいくんだけど、ももちゃんとバンタンの間ではそんなの関係なくて。


みんなももちゃんに一刻も早く会いたくて、結果僕たちがももちゃんの楽屋に行くことが多い。


今は暇を持て余していたクオズとクサズでももちゃんに会いに来たところ。







JH「わー、ももったらまるでコアラみたいだなぁ」





RM「ジミナに振り落とされるなよ?」





JM「おっ、ももやってみる?」





『え?ちょ、うわぁっ』








ナムヒョンに言われて、抱っこしたままグルグル回ってみれば、落ちるー!なんて言いながら必死にしがみついてくるももちゃん。








TH「ふはっ、もも楽しそう!」





『ふふ、グルグル楽しいですっ』








満面の笑みで答えるももちゃんをゆっくり下ろして、皆でテーブルの周りの椅子へと座る。僕の定位置はもちろんももちゃんと同じ椅子。


いつもはジョングガと取り合いになるけど、今日はいないから独り占め。


…ここに来る前テヒョンアとはジャンケンで勝負をつけてきたし。←









RM「ほんと、ジミナとももは傍から見たらカップルだよ」





JH「ヤー、全く同じこと思ってたよ〜」





TH「ヒョン!違いますよ!ももは僕のですー!」











ヒョンたちの言葉はこの上なく嬉しいもので。実際、僕は本当にももちゃんとそうなりたいって思ってたり…?









『ヤー、テヒョンオッパは私のチキンのカリカリ食べた罪大きいですよ〜』(前話参照)






TH「今度カリカリ部分だけを取り寄せよう。うん。」





JM「無駄だよテヒョナ〜ももちゃんは僕のことだーいすきだもんね?」





『ジミニオッパのモチモチほっぺ大好きです!』





JM「えー?そこだけ?」










僕の膝の上に座るももちゃんを肩越しに覗き込めば、ツンツンとほっぺを触ってきて。


僕よりもモチモチなももの両頬を片手でムギューっと挟めば、うぅ〜って唸り声が聞こえてきて。


多分この場にいた全員が思った。可愛すぎる。













TH「(え、何今のかわいすぎる)」







RM,JH「「(いやもう四捨五入したら恋人)」」

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ユウヒ - これから読みます。ateez好きなので、出してくれたら嬉しいです。 (6月18日 19時) (レス) id: 726d0570f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mm | 作成日時:2022年6月21日 21時

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