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JNside
JN｢この中でももが好きなのはカフェオレと…いちごオレだよな？｣
自販機でももの好きそうな飲み物を買って、楽屋へ向かおうとした時だった。
Prrrrrrr
JN｢ん、もしもしテヒョナ？どうした？｣
TH｢ヒョンっ、さっきベッキョニヒョンに会ったんですけど…ももの様子がおかしかったって、！｣
電話の相手はテヒョンアで、慌てた様子でそう言ってきた。
JN｢ももが？｣
TH｢顔色真っ青で、んー…とにかくヒョン達心配してた！｣
JN｢今から行くとこだけど、なるべく急いでくるね｣
TH｢うん、そうしてあげて！｣
電話が切れた後、スタジオの廊下を走ってももの楽屋へと向かった。
･
JN｢…もも、オッパだよ。入るね？｣
ノックして声をかけても返事はなくて、仕方なく勝手に入ることにしてドアを開けた。
JN｢もも？｣
『あ、オッパ…久しぶりだね、』
JN｢っ、｣
目の前には笑顔で僕を見るももがいて。…でも、その目元に浮かぶ隈はくっきりで、笑顔だって引きつっているのは一目瞭然だった。
JN｢ねえ、もも。最近会えなかったし、カトクも出来なかったよね｣
『うん、』
JN｢っ、オッパ心配でさ〜！もも、最近悩んでることとかはない？｣
『…うん、大丈夫だよ』
JN｢、…｣
おかしい。いつもだったら"ヤー、オッパいつもいつも心配して！いくつだと思ってるんですかー！"なんて言ってくるのに。
やっぱり今回は本当に切羽詰まっているみたい。
…ん、ももの手、ずっと震えてる？
JN｢…もも、僕の方ちゃんと見て。｣
『…見てますよ、ちゃんと』
JN｢…となり、行っても良い？｣
『っ、うん』
JN｢嘘だ。僕が言った瞬間震えが大きくなってたもん｣
『そんなこと、』
JN｢…何があったのもも｣
僕が聞いても何も言わないもも。俯いた顔からは、なんの表情も読み取ることが出来ない。
JN｢…もも、小さい頃にした約束、覚えてる？｣
『…え、？』
JN｢こうして両手繋いで、お互いが思ってることぜーんぶ相手に伝えるの。喧嘩した後は必ずこれするって約束。｣
『…うん、したね』
JN｢相談すること、迷惑だと思ってるならそれは間違いだよ。オッパはもものオッパなの。妹の悩みを迷惑だと思う兄なんて居る？｣
『…いな、い』
JN｢もも、話して？｣
僕の目を真っ直ぐ見たももは、震えた手で、ゆっくりと僕の両手を握った。
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ユウヒ - これから読みます。ateez好きなので、出してくれたら嬉しいです。 (6月18日 19時) (
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作者名：mm | 作成日時：2022年6月21日 21時
