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Youside
『はぁ…』
手紙が届くようになってから1週間が過ぎた今日。あれから毎日届いている手紙はだんだん量が増えていて。
最近はオッパとのツーショットまで撮られていて、手紙には"僕じゃなく他の男を選ぶの?"なんてことが書かれている。
「はい、もも少し休憩ねー」
『はーい…』
ダンス講師の先生にそう言われて、私は飲み物を買いにレッスン室を出た。
・
『んー…どっちにしよう』
?「ほいっ」
ガタンゴトンっ
『!』
?「このふたつで迷ってたでしょ」
自販機の前で悩んでいた私に、いちごオレとカフェオレを渡してきた彼。
『びっくりした…グクオッパかぁ、』
JK「え、その言い方ちょっと傷つくんだけどー」
そう言いながら私の両頬を潰してくるグクオッパ。…とか言って、私が悩んでいた2種類を当ててきたのは流石だけど。
JK「…元気ないね、なんかあったでしょ」
『え?そんなこと…』
JK「うそつけ、ももは嘘つくとき……ん、特に癖とか無いな」
『そこは前髪触るとか耳触るとか言ってよ!』←
JK「じゃあやれよ!?」←
SG「お前ら廊下でうるさいんだ…よっ」
JK『「痛っ!?」』
持っていたファイルで私たちの頭をフルスイングしたのはユンギオッパ。…あれ、なんかデジャヴ感あるなぁ。(前話参照)
SG「…んで、何話してたんだよあんなに騒いで」
JK「そうだヒョン、なんかももが普段と違う感じしません?」
SG「ももが?」
そう言ってジーッと見つめてくるオッパ。
SG「……どこが、?」
『なんなんですかもう!?』
JK「えー、なんか変な感じしたんだけどな。もも、ほんとに何も悩んだりしてないの?」
『それは…』
どうしよう、ここ最近の手紙の事を行った方が良いのかな。でも私よりも何倍も忙しくしているオッパ達に、メンバーでもない私のことで迷惑はかけたくないし…
『…あ、あ〜そうだ!最近食欲が止まらなくて悩んでたんですよ〜』
JK「…なーんだ、そんなこと?それいつものももじゃん笑」
『あー!今ちょっと馬鹿にしました!?』
それからまたさっきみたいにグクオッパとふざけ合って。私も、久しぶりに笑った気がする。
SG「…」
そんな私をユンギオッパはただジッと、見つめていた。
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ユウヒ - これから読みます。ateez好きなので、出してくれたら嬉しいです。 (6月18日 19時) (レス) id: 726d0570f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mm | 作成日時:2022年6月21日 21時