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大吾「なんか決めきれないみたいで。前菜、メインとバランスよく適当に出してって。」
−予約の電話の時に言ってくれたら良かったのに。むしろなんでおまかせじゃないと的なこと言っちゃったの。
もう仕方ない。腹をくくろう。
チーズ、アンティパスト盛り合わせ
本日のサラダ
イサキのアクアパッツァ
ローストビーフ
アンチョビのピッツア
ここまで出した頃には1階はもう静かで。
賢と祐も、
「大吾遅くなるなら先帰ろうか」なんて。
A「2階、ワインをボトルで出てるし、しょっちゅう呼ばれることもないだろうから。大吾もうあがってもいいよ。」
この言葉を聞いて、賢と祐は嬉しそうに大吾の両脇を抱えて出ていこうとする。
賢「大吾カラオケいこー！Aちゃん今日もごち！」
A「うん、気をつけてね」
大吾「ホントに大丈夫？もし困ったらまた呼んで。近くにいると思うし」
A「ありがとう。おつかれさま。」
カランという扉の音と、静寂に包まれた店内。
キッチンに行くと、2階からはにぎやかな声が聞こえる。
まるで、嘘のように、、、、
カウンターから最後の洗い物をひいてきて、キッチンのシンクに置く。
ふうっというため息とともに顔をあげると、
男前がひとり。。。。んん？！
大野「この料理お姉さん？」
ぬらりひょんのようにニョキっと現れ、聞かれた。
質問の意味もよくよく考えれば？？である
A「あ、作ったのはわたし、、です。」
大野「ふーん」
A「お口に合いませんでした、、、？」
大野「いや、そゆことじゃなくて。ふふ。あのーなんか面白いなって。んふふ」
お酒のせいで上機嫌なのか、その人はふにゃっと笑う。
褒められたのか、そうでないのかわからないまま、止まってしまった。
階段の上から男前がまた1人。
相葉「えっ！このお料理お姉さんが作ってるの？ねぇ！すごいよね！！」
叫ぶ男前の後ろでまた1人。
二宮「ウルサイのあなたは、、、っておおっ！」
相葉「お姉さん！ワイン！赤のがいい！」
そう言われたので2階にあがる。
大野「んふふ、相葉ちゃんもご機嫌だね〜」
んふふさんも私の後ろについて2階にあがる
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MM(プロフ) - サラーさん» サラーさん、コメントありがとうございます。嬉しいお言葉……もったいないくらいで(>_<)またお会い出来るのを楽しみにしています♪ (2018年8月20日 9時) (
レス) id: 155c80bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
サラー(プロフ) - すごくステキなお話ですね♪♪♪( ＾ω＾) (2018年8月19日 22時) (レス) id: 66c911b96a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MM
| 作成日時：2018年7月31日 23時
