凡人ですけど何か？

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ご丁寧に私達の宿舎まで送り届けてくれた、ギョロさんことD.Oオッパ。

取り敢えずお茶も出さずにバイバイは気が引けたので･･･

「お茶飲んで行かれます？」
DO「うん」

そう提案をし、呆気なく、しかも真顔で返事をされ部屋へと招き入れました。

「コーヒー？紅茶？それともお茶？」
DO「フツーのお茶」
「了解」

キッチンに言ってお湯を沸かしながらお茶の準備を始める。

DO「ヒョンとは連絡取ってるの？」
「んー、たまーにね」

ここで補足。ヒョンとはSUPER JUNIORのキム・リョウク氏。
私の従兄さんです。

DO「こないだラジオ一緒した時凄い心配してた。僕のAは最近連絡も無しに何してるんだって」
「あー」

何か想像出来ちゃう。
あの人そんな感じするもん。
てか何なら今日の打上来ればよかったのに。

DO「今日もシュキラがあって行けないからって、僕にAを監視するようカカオが来た」
「道理で」

ったく、何余計な心配して頼んでくれちゃってんだよ。
後で厳しく言わなくちゃな。

DO「てか、ちゃんとお茶淹れられる？」
「えー、そりゃもう完璧です」

私だってそれくらい出来るわ！
嘗めんな、ド・ギョンス！

「いった！」
DO「呼び捨てすんなや」
「ひぃっ！」

私口に出してた？
やだやだ〜！そして何その真顔。
こわっ。

「と、取り敢えずお座りになって」
DO「気持ち悪い」
「ひどっ！」

折角人が気を遣って言ってあげたのに！

DO「連絡。出来るときにちゃんとしときなよ。ヒョンが心配する」
「はい」
DO「それから･･･これから仕事で沢山大変なこととか嫌なこととかあると思うけど、その時はいつでも頼ってくれて良いから」

ぶっきらぼうだけど、優しくそう言うオッパ。
何かちょっと泣きそう･･･

「ありがとう。心強い」
DO「ってリョウクヒョンからカカオが」
「もう、いい」

なんてこった。
少しでも感動した私のあの時間をどうか返して。
酷すぎる、この人。

DO「･･･僕達も同じ気持ちだよ」
「えっ？」
DO「TONEは皆妹みたいなものだから･･･守ってあげたいんだ」

嘘･･･やば。
涙が出るわ。

「オッパ、ありがとう」
DO「ってジュンミョンヒョンからカカオが」
「何、その下り。てかどんだけカカオしてんだよ」

何だかんだ言っても、皆私達のオッパであり先輩だから。

こんな素敵な人達に囲まれて幸せだよ。

DO「ねぇ、お茶」
「え、まだこの感動に浸らせてよ」

ムードぶち壊すのね、あなた。

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